【口腔内白板（斑）症 舌や口腔内ロイコプラキア】
口内疾患にもいろいろあります。
次に書いておきます『白板症』(leukoplakia)には気をつけておきましょう。
これも目で見ないと解らないにしろ、臨床的ならびに組織的に、他の疾患に属さない
白斑もしくは白板であり、舌の辺縁、口腔内粘膜などに白板のように見えます。
40から60歳の男性に多く、ガン化するのではないかといわれています。
約9パーセントに細胞で悪性化率を示しています。そうなれば場所によっては
初期舌ガン、あるいは口腔ガンとして扱います。
かならずこれは耳鼻科で触診をしていただいたり(ガンは硬いけどこれは硬くない)、
あるいは試験切除で組織診断も行った方がいいと言われています。独特の白板がつづ
く場合は組織診断を行うことは多いです。
ともかく口腔内でまず『硬くない』ものとか『年中出たり入ったりするもの』とかは
あまり心配ないのですが。やはり通信で見てない限りは絶対悪性のものでないと言う
保証はありません。
まず年少時から続くと言うことで悪性になる可能性はほとんどないといえ
一度見ていただいた方がいいでしょう。
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