【エッセイ】あ、抜けたのかな？夏を切り抜けたとき
性格的にぐおーっと考えてしまうタイプです。 そのぐおーっとの間はほかの楽しいことすら目につかないこともある。 ぐおーっと考える、人生について「ぐおーっ」と考えるうちに ああ、もういいや！ってのが最高なのかもしれませんね。 午後から36−40度、さすがに患者さん（耳鼻科医なんで）も来ない真昼の夏に いろいろ哲学書とか本とかを読みました。 結局よかったのですね・・・それが人生の課題である何かに 近づけた。 この夏自分でいろいろなことを凝縮して考えてるうちに何かすらっと抜けた気がします。 ああ、まだ煩悩ばっかりだけどそれでも私ってかわゆいんだなあって・・ 難しい本ばっかりなのに、結局出てきたものは、もうええやん！ もうちょっと自分を甘やかしても愛しても許してもいいんじゃない？って、それだけの答えです。 許すとか許さない、愛するとか愛されない、そういうものでなく そういうものを全部含んで、 そのじきじきに忘れたり昇華したりしながら人間って道を歩むんだ・・ まあ欠点だらけでも でこぼこしてても人間ってかわゆいんだって。 でもその許すというテーマだけでなく、人生論を濫読したんですね。それが結局メビウスリンクにつながる。 ほかにもいっぱいいろいろな方面から（ちょっぴり難しいけど）渡辺和子先生とか エーリッヒ・フロムさんとか、神谷美恵子さんとか、曽我綾子さんの本を濫読しましたが・・・ それが自分を全部ひっくるめて自分を「愛する」ことになるのかな？神様が愛してくれるのだろうな。 許すことになるのかな？神様が許してくれるんだろうな・・ また神様、遊んでね、という気持ちになっています。 結局最後に忘れるとか忘れないとか、愛するとか愛さないとか、それすら「ああ、もうええやん。神様が少々 考えとか模索をオサボリしても許してくれるやろ・・。」抜けたってこういうことかしらん？ 許すまでは時間がかかる、一生許せないこともある・・・しかしそれも「相手をかわいそう」という気になってる？
行が不ぞろいなのはあくまでワープロ編集なので、ご容赦ください。