【エッセイ】25歳から30歳下の若い人たちへ・・

48歳の私より。

1、仕事に疲れた時

100やって1だけほめられたらそれでいいんだ

2、がんばれない自分に嫌気がさした時

今日はこんなことに「がんばったね」 

それでいいんだ。 

どういうことに「がんばったか」ちょっと考えてごらん? 

暑い中仕事にいっただろう?

3、苦しんでいる時

あまり自分が苦しいときは自分のことすら好きになれないものさ。

4、意思が弱いと思っている時

 
毎日毎日の「○○にもかかわらず、続けよう」 

誰も評価してくれないにもかかわらず、悲しいにもかかわらず、 面倒にもかかわらず・・・・
それでもそれでも○○にもかかわらず、ともかくあせらず、たまには休んでもいい、しかしともかく「続けること」。 

5、人間関係に疲れた時

そりゃ人間世界に生きてるもん、縛られて当たり前。 
縛られなくなったらおしまいさ! 

でも自分で自分を縛るのはやめよう。他人から必要とされて 
縛られるのは大事なことだよ。 

6、不安な時

そうだね、不安なんだね。 

不安でない人はいないよ。48歳の私ですら、25年仕事続けててもね。

7、悩みがある時


そうだねえ。暑いからねえ。もう少し深く考えるのは涼しくなるまでまとうよ、今答えを出さなくていいこともあるんだよ。

8、誰も見てくれてないと思う寂しい時。

人見るも人見ざるもよし我は咲くなり

9、孤独だと思う時

孤独を自分で選んでごらんよ。 
孤独って選べるものなんだよ。 
孤独にさらたからかなしいんだろ?でも自分から孤独を選ぶこともできるんだよ。やってごらん? 

孤独にされちゃのではなくて一度は自分から孤独を選ぶことも大事なんだよ。

11、いやなことと直面した時

 せめて「最低限の人間関係のマナーを続ける」

おはようございます、という挨拶だけでいい。
ちょっと微笑むだけでいい。

元気がないねえといわれたら「ちょっと疲れているんで」

話に疲れた時は「はい」だけでいい。

さそわれたら「ちょっと今日はお風呂に入って寝たいんです」だけでいい。

案外それだけで他人って幸せになれますよ。あなたのそのぎこちない微笑みだけで・・


11、優しさと強さと笑顔は学習

 常に優しい、常に芯が強い、常に笑顔のためには 「一生懸命の学習能力」が必須です。つまり元から優しいというわけでなく 
相当の努力が必要だと思うのですね。 今実践中。 一瞬一瞬での「相当な鍛錬と忍耐」も必要なんですよね。 一瞬一瞬の。

12 優しくなりたい時

人はみな悲しみを抱えているんですね。目に見えない、人にはわからない憂いといいます。憂いを持ってる人、人偏に憂いで優しい。
悲しみや憂いをしっかりと持ってる人、外に出さず自分の中でそっと包んで昇華しようとしている人は優しいんです。


13.一見優しい人でも

 目に見えない悲しみはいっぱいもってるけどそう見えない人もいます。
他人に同じような悲しみや憂いを与えないでおこうと決意してるからでしょうか。


13.それでも愚痴を言いたい・・・


打明けて語りて 
兄か損をせしごとく思ひて 
友とわかれぬ 

石川啄木 

 愚痴を言ってもいいんですよ、でも相手を間違えないようにね。それと、すべてが解決してくれるわけでないことも
愚痴を言って帰って寂しくなることも覚悟の上でね。

行が不ぞろいなのはあくまでワープロ編集なので、ご容赦ください。

エッセイ集その5  2006年から

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