【エッセイ 中耳炎が続く子を持つお母さんたちへ・・・】
私は保育士を娘にもつ耳鼻科医です。（だから四捨五入して５０・・) 保育士である娘はちょうど１-２歳の子どもをもっています。 私は保育園に通ってすぐ、中耳炎になりやすい子ども達を見ています。 でもね、必ず年齢が来たらよくなりますよ。今ちょうど免疫力も低下して、しかも保育園に通いはじめでいっぱいいっぱい病気をもらってるのね。 しかしそういううちに免疫力もつき、 体力もつきますよ。 ２ヶ月・・そう３ヶ月あまりあるお子さんに付き合いました。 お母さんが夕方６時までお仕事。私も６時まで仕事です。でも 私は待っていました。６時１０分までいつも、週３回。 そのうちその子とあうことが幸せになりました。その子のおばあちゃんになってしまった。同じ気持ちになったのですね。 その子はお母さんやお父さんの努力でなんとかぎりぎり治りました。 私の力じゃありません。お母さんお父さんの力です。 疲れてても私は出来るだけ（そのお子さんに限らず）やさしい目でお子さんや連れてこられるお父さんお母さんにお声をかけ 「頑張ってね、今は苦しいけど今からずっと楽になるよ」と いいます。 どんな時もやさしい目をいつもして治療したい、微笑みを忘れずに治療したいと思っています。 つたない耳鼻科医ですが。（２５年目です） （とあるところに書き込んだのをここに書きました）
行が不ぞろいなのはあくまでワープロ編集なので、ご容赦ください。