【エッセイ】一生で一番暑かった夏は続く　あきらめようかなあ

観測史上一番暑い夏だった。 
私も生きてた中で一番苦しかった夏だった。 

まだ残暑は続く。 

この夏で得たものは「あきらめる」 「しかたないなあ」「ま。いいか」
「ああ、この暑さだけは仕方ないんだ」 

天気はどうしようもない。夏の高気圧もどうしようもない。 
ただ人間は小さく小さくなって暑さをなんとかしのぐしかないのだ。 

しかし変わったこと。 
「後2週間は暑さが続くのか」の昔から 
「もう後2週間たったら少しは涼しくなるだろう」になったこと。 

きっぱりと「夏は暑い」「後残暑は続くんだ」と
「きっぱりとあきらめてしまったら」 不思議に達観でき・・・んだろうけどね 


「でもそれでも秋は来るんだ」この希望があるから 
きっと「今日は暑い。暑いのは暑い。あきらめよう」 

あきらめようとか、ま、いいか・・という言葉好きなんですよ。最近ね。

昔はまったく（今もか・・・）
そういう「ま、いいか」がいえなかったんですよね。努力すればなんとかなる、こうやればいいとじたばたしてた。 

でも、おばさん化したのか、「自分がやれる範囲がなんとなく解り、 
おてんとう様に雨を降らせてもらうことは範囲外なら」ま、しかたないっか・・・
あきらめて今日は暑いとしようか・・ 
なんです。 

ps　でも諦めが悪い私、しょっちゅうヤフーの天気予報眺めて「雨降らないかなあ」ですよ。