【エッセイ】譲れないこと、夢中になれること 諦め切れない何かのこと
今ギブアンド テイクとか、成功するためとか｢負け組」にならないためとか、の乱立ですね。
私は弱いからとっくに諦めているように・・・見えますが。
弱いからといっても逃げ回ってたら逃げ癖がついてしまうの。
面倒だから全部なげだしちゃえと言うと、責任を忘れる癖もつくの。
時には「これだけは譲れない」というものを、自分を、あるいはほかの方を守るために命がけで
戦うことも必要なのではないでしょうか？。
同時に｢何かにわれを忘れて夢中になって、逃げるとか負けるとか非難とか賞賛とか、忘れ、
考えず、目の前のこと・・見知らぬ人のために・・一生懸命何かだけする」ことも必要なのではないでしょうか。
自分の中に｢絶対に諦められないもの｣がある場合はあります。
50年挫折と悲しみの連続でも・・・諦め、嘆いて、諦め続けてきました。
それでも何かあるんです。茫洋とした何か｢諦めてはいけないなにか」
それはお金でも地位でもない。｢何か」なんです。
時間という助けがあります。だから茫洋とした｢諦めてはいけない何かがあるんだ」というお若い方は｢今は諦めても、今一瞬は諦めても、
何十年の時間がある。生きてる限り」という｢夢」を大事にしてください。
それはかけがえのないものですから。
