【アレルギー性鼻炎 高周波凝固術、およびアルゴンプラズマサージェリー】
アレルギー性鼻炎などの一治療の方法です。手術の項も参考にされてください。レー
ザーとは違います。これは出力が変化できる電気凝固器を使用し、アレルギー性鼻炎
を起こしてる鼻の粘膜を凝固させたり、ハナタケなどの治療に使います。これは場合
によっては電気凝固ができる締断器を用いることもあります。鼻内上顎道開窓術とか
にも用います。
いろいろな鼻の中の手術に用います。肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎などの下鼻甲介
の高度な浮腫に使い（ただ粘膜は可能でも骨までは切除は不可能です）またアレルギー
性鼻炎ではこの装置の針の先を下鼻甲介粘膜の粘膜下に挿入して出力をあまり上げな
いで、粘膜を電気凝固させるもので、やはり鼻のアレルギーを起こす細胞破壊をねらっ
たものです。
やり方はレーザー治療と同じく、局所麻酔を綿に染み込ませて行い、実施した後もア
レルギー性鼻炎などのケースで電気凝固した場合なら、出血が少ないので外来で行え
ます。ただこれも後に２週間以内まで浮腫がおこる場合もあったりそれと永久的、一
回すれば一生しなくてもいいとなかなか言えない場合もあるようです。鼻詰まりが特
にひどい鼻炎の場合に使う方法です。
最近ではこの電気凝固とアルゴンガスを組み合わせたアルゴンプラスマサージェリー
（APC)が開発されています。
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