【アレルギー性鼻炎や花粉症と皮膚炎】

ある一定時期に花粉症、つまり目、鼻、喉を中心に口内の掻痒とか皮膚症状などを見
ます。

しかし『単に花粉症だけ』というより『花粉症と関係する皮膚症状、あるいは花粉の
時期と一致する皮膚症状、あるいは花粉の反応に惹起された皮膚炎』が起こる人もい
ます。
ラテックスアレルギーは花粉症でないながらこれも参考にしてください。
花粉症というのは1型アレルギーです。アレルギーには１型から４型まであって目や
鼻や喉で起こる１型アレルギー、つまりIgE抗体というのがある特定の花粉に出来て
起こるものです。ところが同じアレルギー性物質とかが関係してると言われてる一例
のアトピー性皮膚炎にしても１型から４型まで関与してると言われています。

ですから花粉やアレルギー性疾患による皮膚症状でも鼻や目などの１型だけでなく１
から４型まで関係すると言われています。

ですから皮膚症状の場合、アレルギーの薬で１型アレルギー、つまりいわゆる典型花
粉症の１型アレルギーは軽快しても後の２から４型まで少しずつ絡み合うような皮膚
症状、これを花粉症といっていいか解りません、そういうものについては多分普通の
花粉症治療のみでは効果が少ないかも知れません。日光過敏症とか後アトピー性皮膚
炎とか、後涙などの付く場所に掻痒などがあるとか？

アレルギーと一概にいえないけどいろいろなタイプの皮膚炎が絡み合っているようで
す。いつも周期的に出る場合でも、やはりこれだけは別個に皮膚科できちんと治療を
受けてはいかがでしょうか。

おそらく抗アレルギー剤（つまり花粉症の薬）のみでは２から４型アレルギーは阻止
できません。それが関係する皮膚炎もあります。花粉の時期だけでなくてそれと時期
が一致する皮膚症状として皮膚科で調べたらいかがかとは思います。

やはり皮膚症状は専門の皮膚科の先生に見ていただくのが一番です。
しかも出来たら花粉のとんでない時期も治療の必要があるかも知れないでしょう。