【鼻内乳頭腫】
鼻の内腔もさまざまな疾患がありますが、けして腫瘍がない訳でないのです。
後むしろ副鼻腔に腫瘍が起こりやすいもの、代表的なもので『鼻の良性腫瘍の乳頭腫』
を書いておきます。
英語ではPapillomaと言われています。
主に成人および中年男子に多く、数年にわたり緩慢な増殖傾向を示しますが、主にで
きるのは乳頭腫は、鼻中隔または鼻の側壁に多いと言われています。
症状は増殖による鼻詰まり、あるいは非常に出血しやすく、場合によったら副鼻腔の
中に進展することもあります。手術する場合はこれを全部摘出しまた副鼻腔にも進展
してないか探索しないといけません。ただ大きさによります。
腫瘍組織そのものは良性ですが、今からの進展で大きくなる場合は今から鼻詰まりや
出血で困ることもありますので、やはり主治医の先生のご診断で適切な治療を受けら
れた方がいいし、やはりずっと経過を見ていただいた方がいいでしょう。
ごく小さいものでは凍結手術やレーザー手術も適応があります。全体を取る場合はや
はり出血に注意すべき疾患でしょう。再発傾向が大きいので、大きく清掃した方がい
い腫瘍です。
後鼻内には血管腫、骨腫、その他いろいろな腫瘍があります。鼻が詰まる、鼻血が出
やすいなどがあれば耳鼻科に受診してください。
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