京都・・・今度は行く時から着物で2010年の春のGWに家族中で2泊3日で行きました。 長女はおそらく来年は結婚するかもしれない。次女は2012年の春が受験です。 次女が高校2年の間に、また長女が独身の間に行きたかったのです。 はじめての着物を着ての旅立ち、幸い私はつけ帯に凝っていて、付け帯と、2枚の着物を 持っていきました。1枚は綿紬、1枚はサマーウールでした。5月のGWに？といっても京 都はなんと31度にあがったのです。湿度も高く、帰宅の前にタクシーの運転手さんに｢お くさん、涼しげな着物を着てますなあ｣と笑顔でほめられたのが、このサマーウールでした。 子供たち中心でしたので、メインの2日目は太秦の映画村とか、嵐山など中心でした。 で、嵐山で、「とある事件｣が起こったのです。2日目でした。これが直す前です。あきらかに荒っぽい着方です。
ちょうど昼ごはんを食べている時、本当にいっぱいの嵐山でしたので、なかなか注文品 が着ません。隣の可愛らしい小物屋さんに立ち寄りました。 で、そこの奥さん2人に呼び止められたのです。 「あのね、あなた、ちょっと着付けを直してあげるわ」 どきっ！ すぐさまそのご婦人2人は、私を店の奥まった中に呼びいれ、 「あたしのところは昔は呉服屋やったんよ。」 まず長襦袢までにされてそれから着付けを直されました。ばしっばしっと気持ちいいくら いに直されたけどつけ帯は恥ずかしかったです。でもそれでも「ここはね、おび板をつけ るの。うちは前呉服屋でもうたたんでいるからいくらでもいろいろなものがあるからね。 売れ残りだからあげるわ」と帯板を巻いてくれて、それも無料でした。 この帯締めもよくないわねえ・・と帯締めもプレゼントされて、それも無料。 帯板と帯締めをプレゼントされて着付けもバシバシと直されました。あまりにも帰ってく るのが遅いので旦那さんが見に来て、着付けをされている私にびっくりしたようです。 もちろん小物の象牙は買いました。でも、ちょっと言葉はきついけど、本当にありがとう ございます。 これは3日目のサマーウール。ちょっとはましに着付けができるようになったかしら？ やはり本気で着付けを習わないといけないなあ・・と本気で思いつつ、ついつい甘えてし まう気持ちでした。
直した翌日に丁寧に着ました この旅行談はまた続きます。
