【エッセイ 2001年初冬 40代からのおしゃれ 部屋着 しし座流星群と作った部屋着】
私は朝型ゆえ、お風呂は早い。朝は４時におき仕事その他のPCを打ち５時に新聞を見
て片付けを始る。朝６時にはみな起きている。
しかも仕事は９時から６時まで立ちっぱなしで動く。しかもいわゆる蟹のように横に
中腰で動くことも多い。しかも、中腰の仕事なので、背部痛と腰痛があり、昼休みは
泳ぐことでマシになるが昼から仕事して、帰宅したら、立てれないくらい酷い時もあ
る。出きるだけ早めにお風呂に入りマッサージしてから夕食をつくる。
お風呂のその後などは皆さんは部屋では何着ているのだろうか。
疲れがピークの昨日の土曜の夜は夕方５時に仕事から帰って、まず夕食を作り、その
ままお風呂に入り、背中にシップを貼って寝てる。（だから比較的腰が痛くない朝、
６時までに家事を全部する）
実はフリースか何かで一枚庭に出てもおかしくない、ロングスカートを作ろうかと思
案した。
まず寒さ予防。
それとこちらでは朝すごく早い訪問客もいれば（新聞は朝５時、ゴミだしは朝７時ま
でとか登校は末っ子は朝７時、またメーターなど朝７時に調べにくる人もいる）夕方
遅い訪問客もいる。夜９時ごろに宅急便とか。その時は長女に出てもらってるが。部
屋着でももろパジャマと解るのも格好がつかないし。ガウンはもっと悪い。
たとえパジャマとかネグリジェでもその上から、ぱっとはけるとロングスカートにな
るものが欲しかった。作ろうと思ってもしかし布屋さんに買いにいく時間がない。
実は昨年長女に２枚作ってやって、長女は重宝しています。その時はおなじ素材の
膝丈スカートと足首までのブラウンのロングを作りました（２枚ペア）安かった厚手
綿でしたが。裏地なしでも十分着れ、フェイクツイードに似ている。ウエストゴム。
ロングのスカートはいまだ長女が受験勉強（一応推薦で一つ大学は受かったけども
う一つ受けるための）に使うだろうし・・・長女が重宝してるのを見ると、ああいう、
ちょっと外でも出て行ける足首までのゴム入りスカートが欲しくなったが布地の店に
行くだけの時間がない。
そういえばと昨日、実家の倉庫に忍び込み探すと、あった。昔誰かが着てた裏地つ
き足首までのウールロングスカート。大昔のだが一度ウール洗いで洗って、乾かした
後このウエストの芯の後ろにゴムを入れてみよう。と、いいのが出来た。赤と黒の大
形千鳥格子。暖かいし軽い。裏地までしっかりしてる。昔のだがすぽりと足首まで被
える。これで今年はいけそうだ。
なおもう一枚ロングスカートがあったのでそれもいつかは作ってしまおう。
それとこれまた誰かわからないけど、いわゆるつなぎに似た、サロペット？ジャンバー
スカート風の紺サロペットがありました。洗ってみた。厚手綿で、サロペット風であ
るけど、パンツでもスカートでもなくてなんと、下がロングのキュロットスカートに
なっているもの。しかも足首までの。上がジャンバースカート風でかなり上半身も布
を使っているもので、肩からつるようになってるもの。それでウエストを紐で縛る形
のもの。ゆったりした厚手綿とポリエステルの混合、なので、結構伸縮性もある。ネ
グリジェの上から着ても、腕は出るけど、すっぽりパジャマとかネグリジェが隠れる
ようなもの。大昔こんなのが流行っていたのかしらと思ってた。こっちは洗うと即着
れた。その上から袖つき割烹着を着ると暖かい・・・
部屋着とか寝る前に着るものは大抵ガウンなどが多いだろうが、お風呂から入って
腰を伸ばして痛みをとってから、夕方の支度をするので、寝るまでの時間まで着るも
のは冬はいろいろ考える。
その厚手の作った赤黒チェックスカートをさっそくはいて、１９日の朝しし座流星
群を見てた。ベランダから見た。４時半にはもうかなり少なったが、４時には降る雪
のごとくだった。いつものように４時起き、PCをうってからいつも５時前に洗濯を干
して、乾燥機の中の夕べの食器を片付ける。もう新聞配達の音がしている。
あ、今日は連れ合いの誕生日であった。私より数ヶ月年上になる。
２００１年のしし座流星群、１１月１９日。こちらでも、南の空が綺麗に晴れ上が
りまったく雲ひとつない中、オリオン座、しし座、ふたご座、大犬座の囲むかなり大
きな南天の空に４時台でも１０秒に１個くらいよく見えた。早起きの天下。世界の平
和を願っている。受験生長女は「寝る」だったが、あまりにも美しく、いてつき、し
かし晴れわたった空。旦那（今日誕生日）と末っ子の小学生をたたき起こし３人でベ
ランダから５分ほど見ていた。
４時半にはだいぶ少なくなっていたけど私がみ出した時でも（４時ごろ）本当に空が
泣いてるように流星群は雨というより涙、あるいは淡い粉雪が空からふわっと飛ぶよ
うに見えた。リフォームした赤と黒のロングスカートは暖かかった。
エッセイ おしゃれの歴史その１に戻る