【エッセイ 2001年冬 40代からのおしゃれ 宝石】
連れ合いからのクリスマスプレゼントは素敵な宝石だった。
18金でホワイト、小さなダイヤモンドがずっとついてる1連のネックレス。一つは
欲しいと思っていた白いネックレスを、連れあいが大阪で買ってくれた。小さなダイ
ヤモンドを18金でずっと続けたものである。きわめてシンプルだけど年相応の、上品
なもの。フォーマルにつけていきたい。
今までお呼ばれとか結婚式にも、結婚前にすでに買ってたパールのネックレスか、
14金のゴールドネックレスしかなかった私には、フォーマルにつけていけるもの、一
番欲しかったものだった。
十数年、新しいそういったネックレスなどつけたことがないので、留め金がばね式
になってるのが珍しく、何度もあけたり閉めたりしている。（今までずっとわっか式
しか持ってなかった）
宝石をこの年でほとんど持ってない私も珍しいだろう。そういう機会がなかった。
ちょっとしたパーテイにもパールか、14金だけで行っていた。しかし、服装がきわめ
てシンプルにあった今、一つ、シンプルだけど光る宝石、小ぶりだけどきちんとした
ものが欲しかっただけに嬉しい。
いつつけていくかは解らないけど、あるということは幸せである。
日曜に、また同じようなものも買った。これはイミテーションであるし、前のもの
の25分の１くらいの値段であるが・・・（要するに安い）シルバーで3連で、イミテー
ションのダイヤがついてるものである。
結構高く見える。
宝石などはめったにつけない。ただ付けることもある年齢と自覚しておかないとい
けないだろう。
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