【エッセイ 2003年初春 40代からのおしゃれ 黒をやめてみようか】 あけましておめでとうございます。 という暇もなく今日から仕事である。不思議と正月があけると明るい色が着たくなる。 年末県庁の所在地に行った時に、若い子の「ウサギさん」が多かった。 白いダウンジャケット。しかもファーつき。 黒のロングブーツにミニか、あるいはデニムジーンズとハイヒール。 ボア、ファーと白。爆発的に流行しそうな気がする。 すでにボア、ファーとダウンの組み合わせはブレイクしてる。 白のフェイクボアつき、フェイクファーつきジャケットは白のフリースとか 白のダウンを利用して作ったが、年末、唯一晴れた30日、自作ファーつき白のフリースを着て、 水色のニットを着て、ちょっと色落ちしたジーンズを履いてみた。
青い空に気持ちがよかった。 ただそれだけのことだった。が、白、水色、そして色落ちしたジーンズで自分でこんなに 爽やかになるとはと驚いた。 今年の年末年始はずっと雨だった。暗い日が12月から続いていた。 2001年秋から2002年春までは黒が流行ったし、2002年春は純白がはやった。 しかし昨年の浅き春の白ピーコートは黒スカートなどにあわせていた。ともかく 昨年は「黒に何かをあわせること」が流行っていた。 私もそれで満足だった。 が、2003年春は明るい色が流行るらしい。 手始めに黒が少なくなるのではないかと思う。そして秋はやったこげ茶も少なくなるような 気がする。 今年、積極的に黒以外のものを着てみよう。そしてコートも長めでなく短めを着てみよう。 色も明るめを着てみよう。ニットなども昨年シックにまとめるために、あまり使わなかった ピンクとか黄色なども着てみよう。ボトムスも白とか、ベージュ、デニム、薄めグレーを 使ってみよう。ボトムなどは昨年は黒ばかりだったっけ・・・ 明日初仕事には思い切って、通称桜のトレンチコート、25年前に着ててしみだらけだった けど、また洗い直し、自分でこげ茶染色粉で薄めに染めて、色むらがなく、しみも、めだたなく なったから、業者さんに裾あげだけしてもらった、薄いピンクとも茶色ともベージュともいいよ うがない、薄紅色のトレンチコートを着てみよう。 それに白のニットを着てみよう。 1月に使う1ヶ月コーデイネート、恥ずかしながらもっと若い20代向け雑誌の1ヶ月コーデイネート から取るつもりである。黒をあまり使わない、1月2月にしてみたい。