スポーツ記録集のページへ戻る【水泳】パンパシフィック選手権4日目 横浜国際プール 2002年8月27日(火曜) 決勝種目 ●女子200自由形決勝 WRファンアルムジック(ドイツ)1:56.64 NR 千葉すず 1:58.78 1 ベンコ(アメリカ) 1:58.74 2 グラハム(豪州) 1:59.72 3 ルニー(豪州) 1:59.82 4 萩原智子(山梨学院大) 2:00.26 8 山田沙知子(KONAMI 関西大) 2:01.94 萩原智子(山梨学院大)、世界大会で200自由に出たのは珍しい中 見事に最後まで3位争いに加わりました．最後まで失速しなかった。 しかもこれまで何回も泳ぎ疲労が たまっているはずですが、それでも僅差で4位に入った所がすごいです。 もともと彼女の得意種目の今日の200背泳ぎ予選と準決勝、明日の決勝が 楽しみです。 ●男子200平決勝 WR バローマン(アメリカ) 2:10.16 NR 北島康介 2:10.64 1 ハンセン(アメリカ) 2:11.80 2 パイパー(豪州) 2:12.53 3 木村太輔(近大) 2:12.71 北島康介(東京SC 日体大)がケガ欠場。しかし木村太輔(近大)の3位は すばらしかった。 典型的な200平後半型で前半体1つくらい 離されても残り50であれよあれよと言う前に 3-6位争いから3位に上がりました。見事です。 最後の50はじーんと来ました。 感じのいい好青年です。 （北島康介(東京SC 日体大)のイニシャルK Kをスイミングキャップに入れていました) ●男子200バタフライ決勝 WR フェルプス(アメリカ) 1:54.58 NR 山本貴司 1:55.84 1 マルチョー(アメリカ) 1:55.21 大会新 2 フェルプス(アメリカ) 1:55.41 3 山本貴司(近大職) 1:55.57 日本新 4 松田丈志(東海ＳＣ) 1:56.64 高校新 これも素晴らしい試合で山本貴司(近大職)が日本記録で3位。 彼は大舞台、 しかも一番ピークをもっていくところにもっていける、 そういう 力があります(24歳、もうベテラン） しかもシドニー五輪金のマルチョー、 今世界記録保持者のフェルプスと 好試合を演じました。 なお4位の松田丈志(東海ＳＣ)も見事です。 （山本貴司(近大職)も松田丈志(東海ＳＣ)も 北島康介(東京SC 日体大)のイニシャルK Kを入れていました) ●女子50自由形決勝WR デブルーイン（オランダ) 24.13 NR 源純夏 25.14 1 トンプソン(アメリカ) 25.13 2 ヘンリー(豪州) 25.32 3 ストーン(アメリカ) 25.42 7 山田香(筑波大) 26.09 8 永井奉子(筑波大) 26.10 うーん、女子ではこの種目は源純夏(テレビ朝日)が頑張っていたけど 後継者が早くほしいです。 山田香(筑波大)も永井奉子(筑波大)も スプリンターというより100自由タイプ。 しかし29歳ベテラン、(今までアメリカのリレーといえば欠かせなかった トンプソンですが)今回は個人で頑張ってるトンプソンには敬服 ●女子200バタフライ決勝 WR オニール(豪州) 2:05.81 NR 三田真希 2:08.13 1 トーマス(豪州) 2:08.31 2 デセンザ(アメリカ) 2:09.56 3 メイソン 2:10.59 5 中西悠子(枚方SS 近大) 2:11.97 8 矢野友理江(イトマン 住吉第一中) 2:14.10 昨年の世界水泳で4位にはいった中西悠子(枚方SS 近大)はちょっと切れが 悪かったです。彼女の自己ベストより数秒くらい遅れていました。 実はパンパシフィックの隠れた日本女子得意種目なのですが。 矢野友理江(イトマン 住吉第一中)はまだ中学２年、これからの選手です。 ●男子800リレータイム決勝 WR 豪州 7:04.86 NR 日本 7:20.60 1 豪州 7:09.00 (ハケット スティーブンス クラム ソープ) 2 アメリカ 7:11.81 3 カナダ 7:17.30 4 日本 7:22.32 ソープ、 これで4冠目 (市川洋介(富士水泳協会) 奥村幸大(近大 イトマン) 藤田駿一(JSS宝塚 同志社大) 細川大輔(ヴァージン 中大)) 日本新が欲しかったです。 〇準決勝 200背泳準決勝は中野高(イトマン昭島 八王子高 東京)が1:59.87で準決勝通過。 1組1位(世界水泳優勝のマット・ウェルシュをかわしました）彼の 自己ベストは1分59秒74． 高校生はどこまで伸びるか解らないです。早く日本で２番目に古い92年の糸井統の 1分59秒49を抜けたらいいです。この背泳ぎは100背泳で銅メダルをつくった 森田智己(セントラル仙台 東北高 宮城)もそうですが高校生が急に伸びました。 世界記録保持者のピアソルが1番目タイムで決勝進出。 2番目が中野高(イトマン昭島 八王子高 東京) 園田直哉(近畿大 イトマン)も決勝に残りました。 〇200平準決勝は磯田順子(中大)、川辺芙美子(イトマン 近大付属高校)が 決勝進出。
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