【アジア大会 2002 10 05】 ●水泳 最終日 全員がメダルに絡んだのですが最終日に金はありませんでした。 特に中国の男子WU 呉鵬(中国)に今日も200背泳を取って行かれた。 (15歳のWU 呉鵬(中国)200バタフライ、400個人メ、そして今日200背泳と 取られた) 〇男子自由形50 WR ポポフ(ロシア) 21.64 NR 山野井智広 22.18 1 KIM MIN SUK(韓国) 22.86 1 ナチャエフ(ウズベク) 22.86 3 中西一生(富士通) 23.14 5 名倉直希(法大) 23.35 男子は日本の自由形強化が大切でしょう。 〇男子背泳ぎ200 WR ピアソル(アメリカ) 1:55.15 NR 糸井統 1:59.49 1 WU 呉鵬(中国) 2:00.49 2 中野高(イトマン昭島 八王子高 東京) 2:00.76 3 園田直哉(近畿大 イトマン) 2:01.22 惜しかった。中野高(イトマン昭島 八王子高 東京)が自己ベストで泳げば・・・ 15歳のWU 呉鵬(中国)200バタフライ、400個人メ、そして今日200背泳と とられたようです。持ちタイムからいうとこの3種目は取れたのですが パンパシフィックにも出てなくてこの大会にかけてたと 思う中国、男子のWU 呉鵬(中国)の伸びは恐ろしいばかりです。 ただ中野高(イトマン昭島 八王子高 東京)が自己ベストを出してくれたら。 (全部パンパシで山本貴司(近大職)3位 森隆弘(ミキハウス)3位 中野高(イトマン昭島 八王子高 東京)4位と力を出したレース) 大会を通してこのWU 呉鵬(中国)がフロックでした。 〇女子自由形800 WR エバンス(アメリカ) 8:16.22 NR 山田沙知子 8:31.89 1 陳樺(CHEN Hua)(中国) 8:25.36 2 山田沙知子(KONAMI 関西大) 8:28.77 日本新 3 ZHANG YAN(中国) 8:44.80 4 越智麻土香(イトマン 近大付属高) 8:57.47 400で陳樺(CHEN Hua)(中国)を日本新で破った山田も800では日本新を出しても 及ばず、 〇女子個人メ400 WR クルチコワ(ウクライナ) 4:33.59 NR 田島寧子 4:35.96 1 斉瞭(Qi Hui) ( 中国 ) 4:40.37 2 藤野舞子(FSC三ノ輪 拓大) 4:43.49 自己新記録ですが・・・ 3 周雅菲 ZHOU (中国) 4:47.09 5 佐藤綾音(KSG安全 広島市大) 4:50.88 パンパシフィック3位の藤野舞子(FSC三ノ輪 拓大)、 今期一番伸びた選手 です。 大健闘。 2位でも藤野はたたえていいと思う。 〇女子400メドレーリレー WR アメリカ 3:58.30 NR 日本 4:04.16 (日本、中村真衣、田中雅美、 大西順子、源純夏) 1 中国 4:00.21 (戦殊(中国)羅雪娟 (中国) 周雅菲 ZHOU (中国) 徐妍○ JO(中国)) 2 日本 4:05.75 (磯田順子(中大) 川辺芙美子(イトマン 近大付属高校)中西悠子(枚方SS 近大) 永井奉子(筑波大)) 3 韓国 4:13.41 最後のレース。 強い中国女子が(前薬物使用などで約7年世界になかなか出れな かった)戻ってきました。 競泳は日本は400男子自由以外全部メダルは取っています。底力はあっても 日本新を取って金、 そういうくらい中国のレベルが上がりました。 後できたら女子に核の萩原智子(山梨学院大)が出てたら、と思います。 しかし北島の200世界新もそういうレベルの高い中だったからこそでしょう。 パンパシから出ずっぱりだった日本競泳です、 疲れはピークだったと思うのです。 少々疲れのある選手もいましたし、 中国の作戦(予選はかなり押さえ、 決勝で本領発揮とかパンパシにほとんど強い選手を送らずこっちにかけた)に 押さえられた。 日本は底力があってももう後ひとつでした。男子はなんとか過半数の8種目で金をとれたけど 女子は16種目中13種目が中国、合計日本11と中国20でまた差があいてしまった。しかし来期は世界選手権、中国は予選から本気で泳がないと予選落ちも あります。 それと来期日本は中村真衣(中大 JSS長岡)や田中雅美(JSS東京)ら 今期休んだ選手とか萩原智子(山梨学院大)がまだ出てくるでしょう。 ●体操最終日 種目別 〇男子跳馬 順 選手名 国 得点 1 李小鵬(Li Xiapeng)(中国) 9.737 新しい技、ロンダードから 後ろ1/2ひねり、クエルボとび2回ひねりという 世界初の技です。 2 楊威(Yang Wei)(中国) 9.675 3 金大恩(KIM D(韓国) 9.312 4 YERIMBETOV Yernar(カザフ) 9.262 4 LIN Yung Hsi(台湾) 9.262 6 金承日(KIM S)(韓国) 9.250 7 NG Shu Wai (マレーシア) 9.225 8 LAI Kuo Cheng(台湾) 9.112 日本は出れませんでした が 日本はやはり跳馬でもっと強化が欲しいです。 〇男子平行棒 1 李小鵬(Li Xiapeng)(中国) 9.800 1 黄旭(Huang Xu)(中国) 9.800 3 金承日(KIM S)(韓国) 9.750 あまり言いたくないけど、 細かいミスが多いし実施減点が少なすぎる。 1位2位の中国選手とは 差があると思うのです。 4 YERIMBETOV Yernar (カザフ) 9.700 4 KIM Hyon Il (北朝鮮) 9.700 6 金大恩(KIM D(韓国) 9.625 7 JONG U Chol (北朝鮮) 9.475 8 冨田洋之(順大) 8.750 落下してしまった。 しかし、その後の倒立姿勢は本当に美しいです。 〇男子鉄棒 1 冨田洋之(順大) 9.800 トップバッターでしかも前の平行棒で 落下して よく持ち直した、 特に車輪技、シート系の 技で拍手が起こりました。 1 梁泰錫(YANG T)(韓国) 9.800 こっちも言っては悪いけど韓国選手は車輪で腰が曲がったり 足首の曲がる車輪とか気になります。日本とか中国の 車輪そのものが美しいものとかなり差がある、 金でいいんだろうか・・・ 1 騰海浜(FENG Haibin)(中国) 9.800 4 YERIMBETOV Yernar (カザフ) 9.750 5 GORBACHEV Stepan (カザフ) 9.725 6 金承日(KIM S) (韓国) 9.650 車輪の足首の曲がりが気になります。 7 鹿島丈博(順大) 9.600 もっと点が出てもいい気がするけど。構成点が満点で9,800だから ノーミスでも9.600。残念。 8 李小鵬(Li Xiapeng)(中国) 8.950 めったに表情を表さない富田君の表彰式の前の笑顔を初めてみました。 (本当、笑うとあんな可愛い顔だったのか。)最終日、そして種目でも金が出ると注目度が違う。11月の世界選手権で冨田を中心にどういった活躍を見せるか、日本体操。それと韓国の強化と若返りが進んでいたことです。冨田君、クールでナイスルッキングでシャイなこと、井上康生(総合警備保障)に似てますし、インタビュー嫌いなんですが。これで少しでも冨田君人気と体操人気が高まってくれることも祈ります。時代は冨田、鹿島、水鳥の大学4年生トリオ(柔道の棟田、鈴木、矢嵜と同じく)に変わりつつある。後1人、大学生で強い選手が出ることと若手の強化、高校生の強化、 塚原直也(朝日生命)の復調と山ほど課題はありますが。〇女子平均台1 康欣(KANG Xin) (中国) 9.300
2 CHUSOVITINA Oksana (ウズベク) 8.975 ママさん選手。凄い!!
チュソビチナは本当に凄いです。11年間現役ですから。
3 PYON Kwang Sun (北朝鮮) 8.800
4 佐原礼香(リベラル体操ク) 8.700 よかったです。 本当に惜しい
5 張楠(ZHANG Nan) (中国) 8.625
6 溝口絵里加(朝日生命体操ク) 8.450
7 SO Jong Ok (北朝鮮) 8.350
8 KOZHEVNIKOVA Olga (カザフ) 7.400
団体では日本は平均台での失敗があったけど、 それでもこの種目別の2人は
よかった。しかしチュソビチナ、 凄いです。
〇女子ゆか
1 張楠(ZHANG Nan) (中国) 9.350
1 CHUSOVITINA Oksana (ウズベク) 9.350 凄い!!
3 KIM Ji Young (韓国) 9.150
4 PARK Jung Hye (韓国) 9.100
5 大島杏子(朝日生命体操ク) 8.925
6 黄晶(HUANG Jing)(中国) 8.875
7 石坂真奈美(朝日生命体操ク) 8.750
8 KIM Un Jong (北朝鮮) 8.275
女子は最終日の種目別で安心したけど、やはりさらなる強化が必須です。
●自転車
〇男子スプリント決勝でチーム(神山 渡辺 金子)が優勝しています。
昨年のテロで水泳と体操は10月から3月まで世界へ遠征できなかったこともあります。
今回いわばあれから1年の初の国外での試合です。
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ご了承ください。