【体操】2002全日本体操選手権男女個人総合感想 点は【体操】2002年全日本体操選手権男女個人総合感想です。ゆか あん馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 〇1 冨田 洋之 順天堂大学 9.300 9.575 9.625 9.375 9.600 9.500 56.975 国体でミスを連発してたのですがもともと底力がある選手です。 その前日の、個人予選でのミスもきっちり修正してきました。 彼のつり輪は力でもっていくというより空の中で回るように美しいです。 後どの種目も「共通して強い」ですね。 国体での平行棒とか鉄棒でミスした 所もきっちり修正してきています。 あん馬、平行棒、鉄棒、つり輪・・・どこを見ても素晴らしいですね。 大会ごとに自信もさることながら「自然体」になってきてる。 鉄棒のコールマンの高さも後半のシート系連続もパーフェクトでした。 〇2 鹿島 丈博 順天堂大学 9.250 9.700 8.750 9.300 9.600 9.050 55.650 もともとあん馬は中学校で全日本の種目別で優勝した選手です。 オールラウンダーに成長しました。 マック体操クラブ(富田と同期だったとか)から清風高校出身の選手。 今年アジア大会であん馬銅メダルですが、 今年一番伸びた選手ではないかと 思うのです。 線が奇麗です。2位になるとはおどろきました。 つり輪がちょっと苦手ですがあん馬でとてつもなく高得点を稼げることと 全種目共通しての姿勢の美しさです。 つり輪が少々苦手ということと、後鉄棒でもう少し車輪技を入れたらいい。 平行棒での高得点も見事。 〇3 佐藤 勇志 茗渓クラブ 8.800 9.300 9.050 9.125 9.600 9.350 55.225 写してほしかったなあ。 3位にはいったのだから。 〇4 小川 泰弘 徳洲会体操ク 8.900 9.375 9.250 9.000 9.450 9.200 55.175 アジア大会なども出て、最近でも国内の大きな大会で必ず上位に出てきてます。 もともと体の線が奇麗な選手。彼も清風高校、マック体操クラブ出身かと 思いました。 〇5 笠松 昭宏 中京大・中京ク 9.150 9.550 8.450 9.425 9.500 9.000 55.075 肩手術で1年手術後とリハビリに励みそれでも復帰してきて、 社会人選手権や 国体で上位にくいこんだり見事な演技をしてくれました。 つり輪もともと苦手、 体の線が奇麗ですけど。つり輪でミスがあったのと 要求されてる技構成で価値点があまり高くない。 笠松は確かに つり輪の点でマイナスになるので、 その他で貯金しないといけないでしょうね。 しかし得意のあん馬では見せてきれた。 あん馬の高得点は見事。(でも国体で見た方が完璧だった)旋回で足の開きで 減点されたのでしょうけど、あん馬9.550は見事。 あっくんが5位に入ると これからまた楽しみになります。 ４班、つまり個人予選の18位から24位までの選手が集まる班からの出発なのですが 見事にケガから復帰。 〇6 田原 直哉 日本体育大学 9.050 9.000 9.350 9.275 9.125 9.250 55.050 0.025 国体で和歌山代表で出てた大学4年生、 こういう選手が出てくれたら嬉しい。 国体では、ゆかでのジャンプの高さでびっくりしたけど ただ国体では、 ミスが結構ありましたが修正してきています。 タンブリングの最後が「バネがあり過ぎて」飛び出してしまうので、まとめられたら いいです。 〇7 斎藤 良宏 大翔会体操ク 9.000 9.050 8.800 9.125 9.525 9.475 54.975 その前日の個人予選では1位だったのですが今日つり輪で点が伸びず、 7位。 難しいです。 優勝争いに食い込むかとは思いましたが。 アジア大会選考会（ＮＨＫ杯）7位だったのでアジア大会に出れなかった選手。 〇29 塚原 直也 朝日生命 8.800 8.450 9.250 9.425 9.700 7.400 53.025 あん馬で落下。そういえばシドニー五輪でも個人で落下したし。 アジア大会でもあん馬からスタートで落下。後鉄棒でも２回落下。 乗り切れなかったようです。平行棒は見事。 ●女子個人総合 順位所属 跳馬 段違い平均台 ゆか 総合計 点差 1 石坂真奈美 朝日生命体操クラブ 8.925 9.000 8.675 8.725 35.325 − 急激に伸びた選手です。体の線が奇麗。段違いの9.000は素晴らしいです。 ゆかなどでも、 空中の姿勢減点が少ないとか段違いなどでも姿勢減点が 少ないのでは。 2 佐原 礼香 リベラル体操クラブ 8.600 8.900 8.675 9.000 35.175 彼女も実施減点が少ない姿勢が奇麗な選手です。 もともと体型も大人っぽい選手。 昨年に比べ、体が大きくなったのか、 奇麗です。 3 山本さとみ 仙台大学 8.800 8.650 8.800 8.575 34.825 大学生になって大人っぽくなりました。 もう大学生。 大学生になって 背が伸びたわけでないか解りませんが、手や足が長い。 後もうひとつゆかでの技がほしかったです。ゆかでも一番魅了させたのでは。 4 溝口絵里加 朝日生命体操クラブ 8.650 9.000 8.550 8.600 34.800 跳躍は1回のみの跳馬(女子であの跳馬の形は難しいような) 昨年の全日本チャンピオンです。やや力強さがほしいなと上位３人の実施を 見て思いました。 5 大島 杏子 朝日生命体操クラブ 8.975 8.325 8.750 8.150 34.200 NHK杯今年度優勝者。 段違いでの落下が痛いし、 ゆかも今一つ本調子でないようでした。 ゆかの後泣いていたのは悔し涙でしょうか。 6 市川 千尋 朝日生命体操クラブ 8.550 8.825 8.150 8.475 34.000 精一杯頑張ったゆか、終わった後の笑顔が印象的でした。
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