【水泳】日本選手権最終日 2003年4月27日 東京辰巳国際水泳場 私がまとめたものですので あくまで非公式です。間違いもあるかも知れませんのでご了承を。 ●男子自由形決勝(100 WR フォーヘンバント(オランダ) 47.84 NR 明部洋明 50.32) 1 細川大輔(SAT) 50.84 2 奥村幸大(近大) 51.09 3 小島貴光(筑波大) 51.15 早く50秒を切って欲しいですが。タイムはあまりふるいませんでした。 単独種目(100自由)では派遣標準記録突破ならず。 メドレーリレー要員で行くかも知れません。 ●男子平100決勝( WRスロドノフ(ロシア) 59.94 NR 北島康介 1:00.07) 1位 北島康介(東京SC 日体大)1:00.23 昨日出した日本記録は出せなかった。 2 山下誠(中大) 1:01.81 3 崎本浩成(武庫之荘SS) 1:01,95 北島効果か3位まで1秒代という好記録。 ●男子200バタフライ決勝( WR フェルプス(アメリカ) 1:54.58 NR 山本貴司 1:55.57) 1 山本貴司(近大職) 1:56.88 さすがに王者の泳ぎでした。 2 臼田健太郎(法政大) 1:58.24 3 松田丈志(中京大) 1:58.90 ●男子背泳ぎ50決勝( WRグレイゼルバーグ(アメリカ) 24.99 NR 錦織篤 25.83) 1 錦織篤(ミキハウス茨城) 25.72 日本新 2 若林瑞(法大) 26.01 3 森田智己(セントラル) 26.07 錦織は昨日の準決勝で出した日本記録を更新。 ●男子個人メ400( WR フェルプス(アメリカ) 4:11.09 NR 森隆弘 4:15.41) 1 森隆弘(ミキハウス) 4:15.29 日本新 2 吉井純(中央大) 4:18.57 3 庄子有太(中央大) 4:20.13 いつのまにか日本男子の種目で一番層が厚くなってきた個人メドレー。 (しかし、世界記録は確か最近フェルプスが塗り替えたと思うのですが) 森隆弘(ミキハウス)、田渕晋(SAT香川)、 三木二郎(東京SC 日大) 森康聡(日大、森の弟)、 昨年のインターハイチャンピオンの庄子有太(中央大) 400のスペシャリスト谷口晋矢・・・200も400もだれが勝ってもおかしくなかったけど 森隆弘(ミキハウス)、 貫録ですね。 200と400の2冠でしかも両方日本新でしめて くれました。 ●女子100自由形決勝( WR デブルーイン(オランダ) 53.77 NR 萩原智子 54.94) 1 永井奉子(筑波大) 55.99 2 浦部紀衣(KONAMI) 56.34 3 山田香(筑波大) 56.61 引退した源純夏や今期出ていない萩原智子(山梨学院大)などにつづく 100自由形の選手がなかなか出てきません。 永井奉子(筑波大)は単独種目(100 自由)では派遣標準記録突破ならず。メドレーリレー要員で行くかも知れません。 ●女子平100決勝 (WR ヘインズ(南アフリカ) 1:06.52 NR 田中雅美 1:07.27 ) 1 田中雅美(SAT) 1:09.21 2 中村沙耶香(八王子SC) 1:10.25 3 三輪芳美(早稲田大) 1:10.34 田中雅美(SAT)は平では50、100、200の三冠達成 ●女子200バタ決勝(WR イエジエイチェク(ポーランド)2:05.78NR 三田真希 2:08.13) 1 中西悠子(枚方SS 近大) 2:08.39 いい記録ながら日本記録がやぶれず残念。 2 長田友喜子(山梨学院大) 2:10.95 3 矢野友理江(イトマン 住吉第一中)2:11.80 この種目のスペシャリスト中西悠子(枚方SS 近大)が優勝。 50と100優勝の大西順子(KONAMI)はさすがに200バタまでは制することが できなかった。 ●女子50背泳決勝(WRフェルカー 28.25 NR 中村真衣 28.63) 1 中村真衣(JSS長岡) 28.72 2 稲田法子(セントラル) 28.98 3 伊藤華英(セントラル・イハシ) 29.15 中村真衣(JSS長岡)は50と100の2冠達成、 昨日出した日本記録はやぶれず ただこの種目で執念を見せた稲田法子(セントラル)。 稲田は、レベルの高い女子背泳の 5選手で1人だけ2位以内に入ってなかった。また世界選手権派遣標準記録2を この最後の土壇場で破り、背泳50の選考に選ばれる可能性も高くなりました。 (萩原智子(山梨学院大)がでてなくても、これだけ選手がいますから)●個人メ400 WR クルチコワ(ウクライナ) 4:33.59 NR 田島寧子 4:35.96 1 藤野舞子(FSC三ノ輪 拓大) 4:44.90 2 藤田紗和美(KONAMI) 4:47.51 3 佐藤綾音(KSG安全) 4:47.76 藤野舞子(FSC三ノ輪 拓大)は200と400個人メドレー2冠。 ただタイム的に 今ひとつです。 全体を通してシドニー(あるいは中村真衣や田中雅美、山本貴司などはアトランタ) 五輪で頑張った選手、あるいはシドニー五輪の年に出られなかったけど 奮起した社会人選手(たとえば錦織篤や森隆弘)、社会人選手、続けた 選手、途中でいったん休憩したけどカムバックした選手、などが中心で 勝利をもぎ取りました。しかし全体にもう少し若手、高校生が伸びて 欲しかった。日本新はほとんどがこれら社会人選手(北島康介と山田沙知子は 大学生ですが)中心に更新したし、優勝者も大学生、しかも2,3年以上や社会人。 もう少し若手の伸びと、自由型、特に男子が伸びて欲しかったです。 来年はアテネですが、若手がベテランを追い越さないことに 不安を感じることもあります。
行が不ぞろいなのはあくまでワープロ編集なので、ご容赦ください。
また正式ではないので間違い等もご容赦ください。