【体操】世界選手権男子団体総合決勝

2003 08 20
アナハイム(アメリカ)

日本、よくやりました。95年鯖江世界選手権2位以来「いつも4位」だった。シドニー五輪でも
4位だった。あと一歩で団体のメダルが取れなかった。夢の表彰台にのれるんです。

今回決勝は6-3-3制、つまり6人ベンチ入り、各種目3人が演技してその点がそのまま
合計点になるというルールです。
つまり鉄棒で一人落下したらたちまち順位が下がる危険もあった。


1 CHN            ゆか   あん馬 つり輪   跳馬  平行棒 鉄棒  個人合計
      HUANG,Xu        ×      ×    9.662     ×     9.425  9.637    28.724   (22) 
    LI,Xiao-Peng      9.200      ×    9.600    9.762   9.762    ×     38.324   (8) 
    TENG,Haibin            ×       9.712    ×       ×  9.525  9.725    28.962   (20) 
    XIAO,Qin               ×       9.237    ×      ×     ×     ×       9.237   (43) 
    XING,Aowei             9.312    9.700    ×      9.250    ×    9.525    37.787   (11) 
    YANG,Wei               9.650     ×     9.562    9.750    ×    ×      28.962   (20) 
                     28.162(2) 28.649(1)28.824(4)28.762(1)28.712(1)28.887(1)総計 171.996 
 いやあ・・・中国、ノーミスですね。
                    
2 USA                     ゆか   あん馬 つり輪   跳馬  平行棒   鉄棒  個人合計
    BHAVSAR,Raj            ×        ×      9.612    ×      ×        ×         9.612   (41) 
    GATSON,Jason           8.975     ×     9.712     ×      9.725     ×        28.412   (24) 
    HAMM,Morgan            9.625    9.487    ×     9.112     ×        ×        28.224   (26) 
    HAMM,Paul              9.675    9.500    ×     9.562     9.425    9.475      47.637   (4) 
    MCCLURE,Brett           ×      9.112    ×     9.525     ×       9.525      28.162   (28) 
    WILSON,Blaine       ×      ×    9.737     ×       9.550    9.787      29.074   (19) 
                         28.275(1)28.099(5)29.061(1)28.199(3)28.700(2)28.787(2)総計 171.121 

 地元アメリカ。16歳ころからナショナルチーム入りしたハム選手など、この大会に焦点を
絞ったかいがありました。
                    
3 JPN                       ゆか   あん馬 つり輪  跳馬   平行棒   鉄棒  個人合計
   鹿島丈博(セントラル) 9.125    9.637    ×       ×      9.725    9.712     38.199   (10) 
    冨田洋之(セントラル) 9.187    9.375   9.650    9.550    9.175    9.662     56.599   (2) 
    塚原直也(朝日生命)  9.250    9.487   9.537    9.425    9.800    9.362     56.861   (1) 
    山田辰也(大翔会)     ×     ×    9.612    9.437     ×      ×      19.049   (34) 
                     27.562(6)28.499(2)28.799(6)28.412(2) 28.700(2) 28.736(3)総計 170.708 

   一番嬉しいのは直也でしょうか。アトランタ五輪からのナショナルメンバー。
個人総合は2位、3位でも、どうしても「後一歩で表彰台、また団体4位」
97、99の世界選手権、2000年五輪と3回続いたから。

 私にしてみても、20年弱いつも団体は4位か5位。85年に4位、87年に5位。
88年ソウルでは銅をとれたもの、89年、91年(西川、池谷時代)こちらも世界選手権といえば
「いつも団体4位」(92年バルセロナ五輪では銅でした)。制度がかわりましたが
その後94年は6位、95年はやっと2位。96年アトランタ五輪は10位。
97、99の世界選手権、2000年五輪もまたまた団体4位。
2001年はテロで参加できず。

・・・あえて銀メダルをかけてアメリカとバトルをやったとはかくまい。(0.413点差)

ロシアを突き放して、3強になったと書こう。小さなミスがあったかも知れない、だけど
全点が9点台で締めたのが強い。
                    
4 RUS                       ゆか   あん馬 つり輪   跳馬  平行棒 鉄棒  個人合計
    BONDARENKO,Alexei    9.350    ×     9.350     9.575    9.637   9.425     47.337   (5) 
    GOLOTSUTSKOV,Anton      9.137   9.237   9.500     8.975     ×       ×      36.849   (15) 
    KRYUKOV,Nikolai           ×    9.675     ×        ×      ×     9.225     18.900   (35) 
    NEMOV,Alexei            9.212     ×      ×      9.512    9.787   9.712     38.223   (9) 
    PODGORNY,Evgueni          ×    9.462   8.725      ×      9.275     ×      27.462   (30) 
                      27.699(4) 28.374(4)27.575(8) 28.062(4) 28.699(4) 28.362(5)総計 168.771 
  鯖江からずっとネモフががんばっていましたが、ほとんど96年あたりからメンバーの若返りが
ない、それは強みでもあっても、悩みかも知れない。しかし予選で怪我人も出て、それでここまで
上がった底力は強い。

                   ゆか   あん馬 つり輪   跳馬  平行棒 鉄棒      総計            
5 ROM          26.887(7) 28.449(3) 28.812(5) 27.787(5) 27.412(7) 28.562(4) 167.909 
 欧州チャンピオン。3位争い候補でした。
                    
6 KOR          27.575(5) 27.499(8) 28.899(3) 27.487(6) 27.249(8) 27.574(6) 166.283 
 跳馬が得意な韓国が跳馬で点を上げれなかった、それが原因のようです。
                    
7 FRA          27.787(3) 27.524(7) 28.199(7) 27.487(6) 28.137(5) 26.412(8) 165.546 
  鉄棒のミスが大きい。
                  
8 UKR                26.562(8) 27.636(6) 29.049(2) 27.325(8) 27.474(6) 27.062(7) 165.108 
 
 
 

行が不ぞろいなのはあくまでワープロ編集なので、ご容赦ください。

また正式ではないので間違い等もご容赦ください。

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