【スポーツエッセイ】フィギュアスケート アメリカ大会のSPを見て
結果は後日書きます。
ＮＨＫ刈屋アナ ２００６年 安藤美姫選手がトリノで滑った時の名解説。 刈屋アナ「「五輪を楽しみたい」と口にする選手がいるんですけれども、"最高に仕上げてきた 人" が初めて楽しめるんですね。」 佐藤有香 「そう思います。楽しむというのは、あはは、って楽しむのではなく、今まで作り上 げてきたその状態をこの場で出すことができるから、そこで初めて自分が自分で感激を するということ。そして楽しむということ。」 ●改めて私が思ったこと・・ 「人々に感謝を与える。感動を与える、と口にする選手がいるけど 感謝の気持ちとか、感動は、観客も自分も感じるもの。 自分でできる最高の努力をして、それで演技して、そこからにじみ出る ものなんですよね」 「そう思います。人々に感動を与える演技というのは、 どうでしょ。感動するでしょ。感謝の気持ちが伝わるでしょ、 とこれみよがしに踊るのではない。 踊る時は演技のことだけに集中して、そこからにじみ出るものが必要なのだ。 はじめから「感動を与える」「感謝を与える」ではない。 それには自分も自分の「努力」に感謝しなくてはいけない。 そして自分の「努力」を見てくださった観客にも感謝しなくてはいけない。 今まで積み上げてきた最大の自分の練習を出して、 その努力を人々に出せることが『幸せだ』と思うこと。 自分の『今』の演技だけでない。 過去の自分の『身を削った努力』も感じてくれた人がいることに感謝できること。 時間を共有できることに感動できること。 そこで楽しむということ。 自分も感謝できるということ、それは人だけでなく 今まで努力してきた自分にも感謝できるということ。 ここで最高のパーフォーマンスができた自分にも感謝できるということ」 昨日の町田樹選手を見て思いました。
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