【フィギュアスケート】アメリカ大会感想 日本選手男子 結果は又後でまとめます。 ○ 男子ＳＰから 小塚崇彦・・・・確かに昨年の栄光の脱出のほうがよかった。彼は器用です ので、どういう変拍子もものにできるから振付師も「思い切って」でしょうが。 たしかに４分の５のTAKE5を滑った選手でしたしね（これはパトリック・チャンが 同じ曲を滑ったときよりよりよかった） 今回はよりによって４分の７・・ 私は前のシーズンの栄光への脱出のほうがよかった。４分の５ってわりと多い（た とえばジーザス・クライスト・スーパー・スターのお休みなさい、とか）、カウ ントも取りやすく印象に残る。しかし４分の７は（私も実際４分の７の曲を歌 ってみて）難しい。２プラス２プラス３で行くか。あるいは３拍子を踊るつもり にするか。ただ歌詞がないと印象に残らない拍子だけに・・・もしかしてプロ グラムを変えるかもしれない。今は必死で音楽についていってる。だから 余裕がない。彼の場合原点の４分の４、栄光への脱出などの大きな曲で 「本来の滑り」を入れたほうがいい。 テイク・ファイブ、これもデイブ・ブルーベックの演奏で有名になりました。だ から、それつながりで「アンスクエア・ダンス」をシェリー・ボーンが振り付けした のでしょうが。ただ難しい。です。確かにコヅカ君なら踊れると判断したのでしょ うが・・（実は変拍子ジャズ好きだったこともある私） 町田樹・・・努力が身を結ぶシーズンになりましたようですね。まだ昨年まで 「個性」が出てなかった彼も、努力、努力で技術を磨いた結果４−３も安定した すべりも出来るようになった。 でエデンの東。私ジャパン・オープンを見られなかったので、てっきりリチャー ド・ローゼンマン作曲の映画エデンの東と（監督。エリア・カザン）か、と思った らテレビドラマシリーズのリー・ホルトリッジ作曲の１９８１年版ですか。まさか 韓国版エデンの東ではないと思ったけど。この曲、今まで誰かが踊っていませ んでしたか？（それで調べた記憶あり） 技術を磨くことで余裕を持って彼の味が出せましたね。４-３が決まり、３アクセ ルが着た！あとは会場を独占しましたね。「繊細さ、手の先まで行き届いた神 経」また日本にも新しい味のスケーターが出ました。昨シーズンの火の鳥と違 う「繊細かつ美しい」フリーを見たいです。努力は必ず報われると彼を見て思っ た。 高橋大輔・・・実は私の地方ではJAPAN OPENがうつらず、はじめてみました。 また難しい曲を。変拍子と転調の繰り返しですね。これはたぶんこのまま走る と思います。ただジャンプがねえ。モロゾフも罪だ。成功したら凄い、しかしジャ ンプがまだ課題ですか。フリーに期待しましょう。すべりではきっちり８点台をそ ろえているから。 ●男子フリー感想 日本選手から 小塚崇彦 うーん・・怪我でもない。全体にキレが無い。スピードがない。 本当にこんなに焦っている、そして滑ってない小塚選手を見るのは初めて。 今期は鬼門のシーズンかもしれない。体でなくメンタルではないか、もしかして 昨シーズンの怪我を押してのＧＰシリーズのことが脳裏をよぎっているのではないだろう か？次の３戦目のロシア大会まで日が無いのでなんとか修正できるかが問題になる。 高橋大輔 プログラムは素晴らしい。シンプルで、大輔選手の「原点」を追求しています が。いかんせん。まだジャンプが決まらない。彼も焦ってきました。 次は４戦目のＮＨＫ大会です。 町田樹 素晴らしい！１年前と格段の差。どこがいいかというと「どういう技をしていて も」 スケートリンク面に体の軸が垂直、まっすぐになっている。ジャンプをどういう速さでま わってもスピンをどういう体勢でしても、スパイラルをどういう姿勢でしても「エッジ」 に偏りがないし体の軸がまっすぐ。 だから４回転も完璧に出来る（２回目は惜しかったけど）。 スタミナもある。（相当陸上トレーニングを積んだのでは） 体の軸がまっすぐ。（相当な垂直とびの練習をしたのでは） すべりが昨年に比べ、また速くなっている。 エッジが深くなっている。（相当な規定練習、氷の上にひたすらトレースを書くという） 練習はうそをつかない。ソチの第一候補は羽生選手といわれている。だけど、彼のこの１ 年の急成長を見ると、このままソチ代表になるかもしれない。 彼の場合次は最終のロシア大会です。好調を持続できるか？
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