【フィギュアスケート】バンクーバー五輪最終選考会の思い出 男子選考で今もめていますが・・（この時点では） バンクーバー五輪 最終選考会 全日本選手権 2009年 なみはやドーム 女子 合計点 SP点 FS点 1位 浅田 真央 204.62 69.12 135.50 2位 鈴木 明子 195.90 67.84 128.06 3位 中野 友加里 195.73 68.90 126.83 4位 安藤 美姫 185.44 68.68 116.76 5位 村上 佳菜子 176.61 60.28 116.33 男子 1位 高橋 大輔 261.13 92.85 168.28 2位 織田 信成 244.30 79.60 164.70 3位 小塚 崇彦 236.13 80.54 155.59 でこのときの選考基準はGPファイナル最上位だった選手がすでに内定して （2009年GPファイナルで安藤美姫選手は銀。織田選手も銀ですでに内定） その選手以外で全日本選手権での上から1位と2位とすっぱりきまっていた。 合計で鈴木さんは中野さんにわずか0.17点足りなかった。 小塚崇彦選手の書いたステップ バイ ステップでは（文芸春秋社） 「実は（中野選手は）スピンの回転数が4分の1回転足りなかったのだ。そのためにレベルを1個落として しまって、1点、点数が少なくなってしまった。その1点があれば、順位が変わってきた」 （ステップ バイ ステップ 109ページより 一部編集） 小塚選手は中野選手とともに佐藤コーチの下で練習してきただけに 残念だったと書いていますが。そういう厳しい世界なんですね。 どの選手も同じ、勝負の世界だから。わずか0.17点、スピンの回転数で１／４足りないから五輪にいけなかった中野選手。 という過酷な世界。 ただこのバンクーバー五輪の場合男子は凄かったのですね。男子五輪の3枠取り。 2008年ー2009年シーズン。高橋大輔選手が2009年のワールドに怪我欠場。 小塚選手が2009年の春のワールドで6位。織田選手が7位。ぎりぎり合計１３で、なんとかバンクーバーの男子枠も3つ取れた。 いろいろな歴史を紐解き、いろいろな選手はお互い競いながら、お互いなんとか枠を取ろうとしている。 バンクーバー五輪に出たこの3人が今回ソチ五輪の代表選考でお互いライバルになってる。 しかしその枠を取るために友情以上のファミリー的なものが生まれた。 誰が選ばれても残り2人は文句言いませんよ。誰かが誰かをささえあってきたからこそ昨日の戦いがあったのですから。
まだこの時点ではソチにいける選手は羽生選手しか内定していません。
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