【ソチ五輪】男子ジャンプ LH
最終結果
順位 名前 記録 1 Kamil STOCH（ポーランド） 278.7点／金メダル 2 葛西 紀明（日本） 277.4点／銀メダル 3 Peter PREVC（スロベニア） 274.8点／銅メダル 9 伊東 大貴（日本） 252.5点 10 清水 礼留飛（日本） 252.2点 13 竹内 択（日本） 249.3点 葛西紀明 私を夜中にたたき起こした男編集する ノルディック種目は複合だけでない。ジャンプ、距離（クロスカントリー）ノルディック 複合とある。その世界選手権は奇数年にあり、五輪は4年に一度ある。22年前は五輪でも2年に一度の世界選手 権もジャンプと複合とだけは見ていた。でもいつからだっただろう。ノルディック複合だけに絞り、 ジャンプを見なくなったのは・・・1988年の長野五輪の後（あの団体金、個人で船木と原田のメダリスト）、 世界選手権、1989年以降突然勝てなくなった日本ジャンプ陣、それは規定改正からだった。ジャンプ板 を身長に応じて短くせざるを得なくなったという規定改正でまったくジャンプ陣はふるわなくなった。長 身の欧米選手に有利に働いていた。 その後勝てなくなったジャンプ。五輪でも世界選手権でも複合だけは見てた私だがいつの間にか睡魔 に襲われること、徹夜するのは苦しい年齢になったことを理由にして、「純ジャンプ」を見 なくなった。昔は目覚ましをかけてもおきてみたジャンプだったのに・・。1989年のルール改正以来見なく なったジャンプなのに・・。 その私が13年ぶりに「夜中に目覚ましをかけておきた」。それが今回の ソチ五輪のNHだった。葛西選手は8位入賞した。 そして今日、男子個人LH。まだ何となく・・・そう、複合だけでなく「絶対何かある」 と夜中の2時半に目覚ましをかけて寝た。今日が日曜だからかもしれない。夜中の2時半、起きた、そして・・・ 日本の若手の清水からの大活躍を見た。やるかもしれない・・・竹内、そして長年エースといわれれい ながら、どうしても日本ジャンプ界を引っ張れなかった伊東（ちなみに私は大貴君の高校生でのジャンプを見 た）、そして葛西の1回目。2位！もしかしてもしかして・・ 2回目。大きなフライトで清水が飛んだ。そして竹内も、あの伊東大貴も・・・最後の2 人、伝説の、いや、伝説を引き継いだ男、葛西が飛んだ。 この時点で確定1位！銀メダル以上確定だった。最後は抜かれたけど銀メダル。日本の長 野五輪団体金の伝説は「その団体にはいれなかった」1人の男が引き継いでくれた。 この順位について 1位 カミル・ストッフ ポーランド 2位 葛西紀明 日本 3位 ペテル・プレヴツ スロベニア 感慨深い・・・ 昔、アダム・マリシュという小柄だが強いジャンパーがポーランドにいた。 そして、ペテルカという選手がちょうど日本全盛時代にジャンプ界にいた。彼はスロベニアだった。 伝説は日本だけでない。小さな国たち、板改正で悩んだ国や選手たち。 それでも飛び続けたペテルカやマリシュ、そして日本。先輩たちの偉業を 彼らは受け継いでいる。 ストッフはマリシュの、葛西はニッポンの。そしてプレウツはペテルカの・・ けしてあの当時板改正で強くなったドイツでもない。そしてジャンプ強国のオーストリアでもない。アマン のスイスでもない3カ国が並んだ。 団体はいけるかもしれない・・・日本
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