幼児と発達と子供の疾患その2

【幼少児と爪かみ】

これは年齢は多彩ですが指しゃぶりよりやや遅れて4歳ごろから始まり、10歳ごろ
にピークを向かえます。指しゃぶりと違って緊張を強いられた時や不安が強かったり
イライラしてるときにみられる傾向があります。

病因については一般に不安、緊張、ストレスに対する反応と考えられますが逆に爪を
かむことによって自分の気持ちがそれ以上にならないように一種の安全弁として働か
せ爆発するのを押さえていることもあります。

爪かみを無理に押さえたら別の行動を起こすことがあります。

軽いものは気がついたらやめるように注意する程度でいいと思いますが爪がぼろぼろ
になるような激しい爪かみのような場合精神的なストレスが疑われるから専門医にか
かる場合がいいと思います。かかりつけの小児科の先生に相談ください。

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