幼児と発達と子供の疾患その2

【幼児疾患  指しゃぶり】

これは乳幼児にはよく現れる癖のひとつで、 一般的な現象です。生後3カ月くらかい
から始まり4歳ごろに消失します。

行為は子供に慰めを与える行為で眠るとき、さびしい時、退屈なときに現れます。私
事ですが娘は2人とも3つくらいまで眠る5分前は儀式になっていました。しかしい
つの間にか消えました。

3歳までの指しゃぶりは一般に治療の対象にはなりません。しかしそれ以降は咬合不
全の歯科的問題や細菌感染などの問題もあります。

しかしやめさせようとしてからしを塗ったり、あるいは包帯を巻くとかえって欲求不
満が生じて他の症状が現れることもあります。

きつく禁止することはストレスを与えることになりかねませんし、また3歳以下でき
つく叱ることもストレスの原因になりかねません。

関心をよそに向けることがいいでしょう。しかし出来たら3歳まではそのまま自然に
なおることを待ってもいいのではないでしょうか。

3−4歳を越えたら、心配なとき、また治らない場合はかかりつけの先生に相談して
みてください。

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