【エッセイ】雑草の花
水や肥やしがあたえられなくても咲いた花・・雑草の花。 人見るも人みざるもよし我は咲くなり。 花が咲くには何十何百の種から数個選ばれ、それから水や土のありがたさを知り 夏の暑さと旱魃。冬の寒さを知りつつ・・それは咲くため、根をはるための 試練として、そして咲く。 しかし見てくれるとも限らない、花の努力は誰も見てくれない。花でも 小さな雑草の花はどんなに努力して咲いても見てくれないふんずけらることも ある・・ でもまた踏まれたら持ち上がる。根っこを張る・・・ 誰も見てないけど。人を和ませる。それがやさしさ。 誰も見てないけど、努力も何もわかってくれない、存在すらわかってくれない小さな花。 で皆さんはどの花がお好きですか。私は白い萩と白い梅が好きです。
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