【庭に教えてもらったこと 努力しても報いられないことも多いけど、人生は思わぬ結果をもたらす】
うちの庭には不思議に今花が咲いていない。クフェアの花が咲いているだけ。
ひまわりの種もまいたのに、今年は不作でひまわりの種がすべて
鳥に食べられて全滅。
この猛暑で花が咲くものも全滅。かろうじてクフェアのみが咲いている。
しかし、コンクリートにはヒメツルソバがかろうじて草を伸ばしているが
こちらも花を咲かしていない。
そんなものだ。頑張って巻いた種も、頑張って植えた株も「運がよければ」
花を咲かす。実際40度近くあった数週間の酷暑の中とか、長い長いつゆの
間とか。今年は「花咲かぬ」年なんだろう。
運がいい年には花が咲く。今年の種は運悪く咲けなかった。
それでも私は、少しでも今生えているしそやハーブやクフェアなどが生きやすいように草を抜き、肥料を与え、
そして水をやる。
人生もそうかもしれない。たまたま同じように努力？？して心の畑を耕しても
天候と運と種のまきかた・・諸条件で思った花などが生えず、種が芽をふいて
育ったら「もうけもの」かもしれない。
はじめから「絶対こうしてやる」と野菜つくりを目指し、畑をするんじゃないし。
所詮素人庭だからと、私なりに耕したり、できるだけ力は出すが、「あまり期待しない」で
「生えてくれたらもうけもの」くらいに思ったらいいかもしれない。
人生も似ている。
以前は「絶対この結果を」出すために努力しようとあがいていた。
しかしやってみないと「できるかできないか」わからない。
たまたま運がよかった、つまり種なら「うまく水のあるところで
うまく条件のあるところ」なら生えたように。
「やってみて結果が伴わなくてもいい」のは人間も植物も同じかもしれない。
私の人生は転ぶ方が多かった。希望が通らない方が多かった。
でも「負けて当たり前、自分の思う通りにいかないで当たり前」と思っても、
「それでも」やったことは「結果が伴わなくても」すっとする。
はじめから「失敗したら恥ずかしいからやらない」「できないから
はじめからやらない」安全だけど・・・寂しくないかしら？
できなくて当たり前、できたら「おかげさまで」と考える。
やってるうちに、とんでもない結果にびっくりすることもある。
思わぬ結果とか思わぬ運も回ってくる。
うちの庭の片隅になんと大きな大きな葉っぱが出た。昨年放っておいたらしい
イマイモだった。
偶然に条件が重なり、今年はいきいきと生えている。運のいいヤマイモである。
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