エッセイ スポーツ界独断と偏見のプレイバック2000
今年もいろいろありました。スポーツ界をふりかえって
１月 〇サッカー天皇杯は名古屋の手に。
〇実業団男子駅伝 富士通優勝。
なんせ今をときめく藤田敦史、三代直樹、高橋健一とそろって
いましたから。しかしこの３人だれも結果的に五輪の代表になれず。
〇 箱根駅伝は往路駒大、復路駒大、総合駒大。いずこも下級生が
大活躍でした。
２月 〇東京国際女子マラソン、弘山晴美は結果的に２位（１位はシモン）
〇世界卓球選手権 日本男子は団体銅メダル
３月 〇男子マラソンの最終選考である琵琶湖マラソンで川嶋伸次が２位。
〇同じく女子の最終選考の名古屋国際マラソンで高橋尚子快走で優勝。
〇ジャンプの板の長さの変更で結局ワールドカップで一度も優勝できず
日本ジャンプ陣はシーズンを終わりました。
〇世界スピードスケート距離別選手権で日本選手は清水宏保が優勝。
（男子500)
〇これでシドニー五輪マラソンの代表決定はしたけど、また山口、市橋
弘山の扱いでもめましたね。
〇荻原健司（ノルディック複合）現役続行、うれしかったです。
４月 〇いよいよ各種目でシドニー五輪代表選考。
〇男子体重別柔道選手権は比較的すんなりと
候補有力選手が勝ちました。ですんなりと代表決定。古賀稔彦は引退へ。
〇女子体重別もわりにすんなりと・・のはずが、57は日下部基栄、
78超は山下まゆみ。ただこの予想外の２人は後で大活躍（２人とも
五輪で涙涙の銅メダル。凄かったです。）
〇全日本水泳選手権兼五輪選考会。確かに好記録続出の蔭に、選考会で
好記録でも４年前のアトランタ五輪の惨敗の杞憂が走っていた中、200
自由の千葉すずのわけの解らぬ選考漏れ、こっちの方が大ニュース。もめた。
〇男女全日本柔道選手権（無差別）男子は篠原信一。女子は山下まゆみが
優勝。間違いなく代表に。
５月 〇こっちはすでに代表権を取り選手選考も決定してた女子シンクロナイズド
スイミングのお披露目であった全日本シンクロ選手権。代表チームの
火の鳥（五輪のフリーの下敷きでした）には観客総立ちといっていいくらい
すごかった。
〇柔道アジア選手権 まだ五輪出場枠をとってない男子３階級と女子１階級は
無事枠取りに成功、しかし『優勝してなくて枠取りはかっこわるい』といってた
81の瀧本誠が後で五輪の金メダリストになるとは。
〇体操ＮＨＫ杯（五輪最終選考会）すでに決まってた塚原直也のほかに
２世の笠松明宏なども五輪代表に。
６月 〇私も、はまったけど、惨敗でした。女子バレー五輪最終予選。特に
クロアチアにマッチポイントまで取りながら後１点が取れず逆転負け。
日本は女子は史上初の五輪出場逸しとなりました。強化を望みます。
〇水泳は日本は４月の日本選手権で日本新を続出したけど、世界は
特に女子の２５歳以上の選手が凄い世界新記録を続出していました。
７月 〇女子バレーの五輪出場権とれずにおいうちをかけるように、ユニチカ女子
バレー部廃部。しかし後でチームぐるみでひきとられたけど・・。
陸上三英社といい、企業の廃部やリストラは続きます。
〇 テニスウィンブルトン 杉山愛は女子ダブルスで準優勝。
〇男子バレーも五輪最終予選で敗退、あまり話題にならないのは悲しい・・
〇五輪野球派遣はプロアマでもめる、結局古田は五輪に派遣されず。
〇五輪陸上代表選考、無事にトラックで弘山さんは選ばれましたが
ベテランと学生がかみあった面白い選考に。
〇雪印の事件でスキー部自粛、原田雅彦らもサマージャンプ出場せず。
８月 〇五輪前のあわただしい夏。暑い夏。出てくる出てくるドーピング話題。
〇甲子園夏の高校野球は智弁和歌山が優勝。
９月 〇杉山愛今度こその女子ダブルスで全米を制する。
〇〇〇〇〇シドニー五輪！！（また改めて・・・）泣いた笑った２週間〇〇〇〇〇。
１０月 〇五輪から帰って歓迎ムードもあれば沈滞ムードもあるさの各競技。
いろいろ強化陣も変わったり、リストラやら廃部やら引退やら・・・
国民栄誉賞にワイドショーに。
〇パラリンピックは成田真由美らが大活躍。
１１月 〇東京国際女子マラソン。若手の土佐礼子が好タイムで２位に。
〇サッカーアジア杯優勝。トゥルシエさんは間違いなくワールド杯までの
監督に。
〇五輪では本当に悔しかった（僅差で五輪の国別団体４位）男子体操の
立て直しの全日本体操選手権。廃部された大和銀行がファンなどの
尽力で大翔会として復活しました。
個人は塚原直也に。
〇今のナショナルチームの土台になった２年前（世界ユース２位）の
ユースの後輩たちはアジア予選でまた世界選手権アジア代表に。
〇廃部とリストラの象徴かも知れない。女子のバレー名門日立の廃部。
〇Ｊリーグサッカー第２節。ガンバ大阪、柏、そして鹿島など若手を
うまく育成してる所が大活躍。
なお浦和がＪ１に復帰。札幌は昇格。おめでとう。
１２月 〇ひさびさに景気のいい話。藤田敦史が日本最高タイムで福岡国際
マラソンを制しました。
〇すでに次の時代を見据える柔道。１１月までに男女体重別なども
ありましたが、福岡国際女子柔道で田村亮子はまた連覇記録を伸ばす。
〇スラップ靴の嵐でどうなるかと思ってたスピードスケートは
長野ワールドカップで清水宏保や三宮恵利子などが活躍しています。
長距離の田畑真紀なども含め楽しみです。
〇ノルディック種目はすでに欧州遠征のはずが雪不足で帰国。どうなる
地球温暖化・・・
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今年の流行語大賞はおっはーなんですが・・・
特別賞に
五輪の田村亮子(トヨタ自動車) 最高で金、最低でも金。
競泳、田島寧子(筑波大) の400個人メの銀の後のめっちゃ悔しいですう。
Ｑちゃん（高橋尚子(積水化学））も入賞。（女子ばっかりやなあ）
プロ野球と相撲話題が抜けて、すみません・・・。
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