エッセイ ファッションはただ愛情（単なる古着利用かもしれないが・・・・）
私は、東京まで行くのに10時間くらいかかる山の中の田舎に住んでいます。
躾というと、うちは父の父、死んだ祖父がすごくしっかりしつけてくれて、
まず社会的地位とかお金とか学歴などは自慢するなと言うのは当然ですが、
服に対して、いや、食べ物も持ち物も、家にあるものには魂がこもってるのだから
愛情をもて、捨ててはいけない、と言う躾をしてくれました。
古い服、器、家具でも愛情と手間をかけて世話してやれば、十分光って見えるって。
ファッションはお金じゃない、愛情だと思います。けして私がけちというわけでなく、
粗末にしたら服が可愛そうなのですね。
３０年前の母の服や、着られなくなった娘の服（最近の高校生・・・長女・・・は発育が早い）を
いかに利用するかに賭けているから、つまりいかに服を捨てないで最後まで愛情を注いで
やろうということにかけています。
ちなみに、家の倉庫の20年前のセーターも、袖が汚れてるとリフォームでばっさり袖をきり
ノースリーブのタートルセーター（作るには実に簡単）にしています。
パシュミナの代わりに布屋さんで見つけたニットの生地をストールにしてます。
あるいは手芸屋さんで買ったフェイクファーからすごく可愛いテイペットを3、4枚作った。
（これは結構手間かかったけど）
母の25年近く前のジャケット、オーバーなど、これをきちんと家庭用クリーニングをして着て、
これに自分で作ったテイペットをつけると、今流ですし・・・・しかし洗濯を干すのは
かなり体力が必要です。
同じく母の靴（大きいから靴底を入れている）やブーツを使っています。
・・・ってどれも可愛くてたまらない服だから。
といえ、ファッション雑誌はリフォームとかカムバックファッションにも役立っています。
ああ、このファッションいいなと思ったら、手持ちの服を直したり、組合わせてみたり、
倉庫から引き出して家庭用クリーニングでぴかぴかにしてみたり。
手芸店で生地とかフェイクものを買ってきて、自分で組み立てなおしたり。
私の秋冬リメイク一覧表です。にリストを書いておきました。
時間も体力もかかるけど幸せです。私も服も靴も。
今日の通勤着ですが。
母が25年前に着てた白いジャケット（結構可愛い）を家庭用クリーニングできれいにしみを
落としたもの。（当然無料です）
娘が5歳くらいの時につけてた黄色い可愛らしいアクリルのマフラー（色とデザインが可愛い。
アクロンで洗いなおしました）（当然無料です）
20年前に着てた白いセーターですが、袖が短いので、思い切って、そでぐりから切って、まつって
自分で今流行の袖なしの、タートル、ノースリーブニットに作り変えたもの。（当然無料です）
パンツはさすがに今年買いました。セシールの通販で安売りしてたもので
1000円もしてなかったと思う昨年の大バーゲンシリーズのフェイクレザーの
グレーパンツ。
後は小物やさんで買ったのか。倉庫の隅に転がってたバックですがボストン型で重宝しています。
（当然無料です）
セーター白一つでは寂しいので、先週自分で作ったテイペット（材料費は1000円もかかって
なかったとおもう・・・）
後くつは母の昔昔の靴で今日は雨だったので、ヒールなしのサブリナシューズに
足底には敷物を引いたもの（敷物代のみ100円）ただしっかり靴クリームで磨きました。
合計2000円ちょっとでした。うふふふふ・・・です。
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