【エッセイ 2003年晩秋 40代からのおしゃれ 今年の流行は不明、スカートルックのベルトと柄ストと靴でのすっきり度】 今年の秋冬の流行がいまだはっきりしない。 夏はカットソーの重ね着とか、ドローリングとか、だらんと垂れたカットソーなどがあった。 昨年冬はなんといっても「ファーをつけておけば」なんとかなる年だった。 2001年冬は黒の年だった。2000年はどこもかしこもパシュミナイヤー。とレザーもの。 しかしこの数年、スカート中心という年は少なかった。 今年はまずブーツに始まるといわれるが、確かにブーツも多いけど昨年も多かった。 いったい今年はどういうアイテムが流行るか解らない。スカートにきゃしゃ靴、きゃしゃブーツだろうが。 2003年秋冬。 スカートにブーツルックが多いとは思う。これが意外と難しい。 ミニは若い子向け。 60年代ファッションといっても、うまく取り入れないとおばさんの古着。 ツイードもなかなか着こなしが難しい（し、高価） 一応私はツイード中心に今年は組み合わせて、ツイードコートやツイードジャケットにボアなどで縁取りしたり リメイクしている。 しかしファーも昨年のような爆発的流行はないよう。 パンツも股上が浅いパンツが普通になっている。 ブーツもみんなが昨年、一昨年から結構はいている。ただ靴もブーツもつま先がスリムになってる。 雑誌はスカート、カムバックと書いている。これにブーツが流行るようだ（が爆発的な流行でもないだろう） 流行色はこれまたあいまいなカーキ（グリーン系もあればブラウン系もあり） 要するに・・・「自分で考えないとなんともならない年」なんだろう。 若いお嬢さんはミニとブーツとコートでさまになってるようだが。 自分で自分が似合うスカートルックの「形」を考える。難しい。そろそろまた本格的に考えないといけない。 パンツルックに甘んじてはいけない。今年そういう年である。 スカートを履いて思う。 今までは色でなんとかなった。しかし44歳となると微妙に年齢が解る。一応スリムだがスリムさに甘んじて いたら、今までの「2色あるいは3色限定ですっきりコーデイネート」が、「シンプルすぎて、目立たなくなる」 かといってさし色をすればいいってものでもない。形。形・・・ それと後姿。 今月定期購読の最後になるヴァンテーヌが来た。シンプルすぎて、目立たないという欄がある。 私そのものだ。 今までは色あわせでなんとかしてきた。 しかし今度はデザインや丈も重視しなくてはいけない。 それと今まではパンツに頼りすぎていた。（ジーンズからコーデユロイから。）スカートの着こなしを もう一回復習しないと。 スカートを履く場合 ジャケットの丈と大きさ・・・今まで普通に着ていたけど、長すぎる場合もある。今年はＡラインスカートが 多く、ただジャケットのテーラードを着てるだけでは、やぼったくなる。片っ端から「短めのジャケット」とか、 スリムなコンパクトジャケットをしらべてみよう。 タイトスカート・・・まずもう膝上はおさらばだ。でも無難な膝下（Ｏ脚隠し）だけでもつまらない。 心なしか「ちょっとだけ短め」を履いて、それにニーブーツを合わせてもいいかもしれない。 その下はアクセントをつけるために柄ストッキングは必須。それにブーツかきゃしゃなヒールパンプス。 最近では柄ストッキングでないと何か物足りなくなってる。柄タイツ。これはちょっと使いでも取り入れたい。 （パンツルックでも） Ａラインスカート・・・冬もこれが私は一番多い。だがこのトップスにはあまり気を使わなかったが 「出きるだけ上半身をコンパクトに見せるジャケット」「つま先はポインテッドトウのヒールの高いブーツか パンプス」で、もっさりした感じにならないようにしたい。 ベルト・・・今年はこれを上手く取り入れたい。 ウエストマークはもう今は「していないと物足りない」けど、実はもう少しはっきりと主張してるベルトが 欲しい。 キャメルとブラウンの太めベルトを買うかも知れない。それを靴、ヒールに合わせてみたいのだ。 ヒールが6センチ以上はあるパンプス。つま先はポインテッドトウ。今まではスクエアトウパンプスか、 ポインテッドトウでもヒールが低かった。 もう靴はあるが、後一足買うとしたら・・・あいまい色のベージュとグレーの間とかカーキとグレーの 間とか。ちょっとグレーかカーキの入った、淡い色のが欲しい。 エッセイ 2003年晩秋 40代からのおしゃれ 靴とブーツを主流にして ベルトと靴、そして手袋を合わせるへ続く。