エッセイ おしゃれの歴史その１に戻る【エッセイ 2001年秋 自分を探して 色、いろいろ】 １、赤・・・ポイントカラー。 あまり赤を着なくなり小物で赤はつけていたけど、16年くらい前に買った赤のコー トを御直しした。出来た。業者さんに託しても2000円という値段で・・・思い切って １３センチ裾を切ってよかった。嬉しかった。 赤いコートは赤というより、シクラメンで一番濃い色の赤のような色。ローズとも また違う。濃いローズか。山茶花の侘助の赤に似てる。 ・・・となんと素敵な後姿の自転車の年配者がいる。車の中から。車の中からため 息。・・・もちろん地方ゆえそんなにファッションチェックに出るような方ではない が。赤い帽子が上手い。されど赤、それも柊木色の目立つ赤帽子に、うす茶のジャケッ トで袖が全部帽子と同じ赤。自転車の後ろ姿だったが、あれ、もしかして全部手作り ではと思う赤。あんなに帽子と袖を合わせてる方は見たことない。もちろん年配のお 方、ふっくらされてるけど、赤をあんなに素敵に着る、いえ、着れる年齢が中高年か も知れない。 自信をつけて、この濃いローズのコート。背筋を伸ばして着よう。 帽子とかマフラーには欠かせない色である。 ２、青や紺・・・あまりもってない色。 ベージュ、ブラウン系なら、私のベーシックカラー。しかし紺とか青はあまりもって いない。前日ユニクロのハイネックの紺のセーターも安かったから買って、着てみた けど、似合わない・・・ただ近くのリサイクルショップで店長さんが進めてくれたと ても安い、紺というよりデニムの色、インデイゴブルー。このちょっとくすんだ紺の ハイネックニットならいかがでしょうかという事で買った。なんと似合う。ちょっと くすんだ色がむしろ顔を明るくしてくれる。やはり誰かのアドバイスって大切だ。紺 は難しい。似合う紺と似合わない紺があると実感。 それといわゆる信号機の青。ターコイスブルー。昔信号機の青はミドリかアオかが 話題になったが、そういう色、つまりターコイスブルーは緑がかった青。これも 似合う。 インデイゴブルーとターコイスブルーくらいである。自信がある青とは。 ３、黄やライトキャメル・・・色による。ベーシックカラーに合わせて使う。 黄色そのものより黄色にちょっと混ざった色が好き。そのリサイクルショップにあっ た黄色い、いや山吹色と黄土色の中間のキャメルの明るい色のベレー。ジュンコシマ ダの、裏地つき。見るからに高そうだった、定価5000円はくだらないだろうけど、10 00円もかからない。即買いだった。 ベレーは帽子でも格が出るものだ。実は長女が大学に推薦で合格した時に自分へのご 褒美はベレーと決めていた。しかしベレーってなかなかない。偶然そのベレーが近く に、しかも上質で、ワードロープに合いやすいキャメルであったのも、まるで私に買っ てくれと言うように・・一見派手な色でも、ポイントになるし、またゴールドのアク セサリーが合う色だった。 イエローも卵がかった柔らかい色とか、ちょっとくすんだからし色が似合う。 イエローでも「クールな黄色」は似合わない。 ４、黒・・・私のベーシックカラーでないけど絶対必要な色。 最近黒を着ることが増えたけど、便利な色だ。何でもあう。ただ黒こそ質とか量感が 解ると実感する。私はレザーブラックよりニットのブラックが合う。ただあまりにも 黒ばかりではさびしい。2001年は春からモノトーンで黒か白だったけど、来年はもう 少し別の色が流行ったらいい。 ５、白やオフホワイト・・・私のベーシックカラーでないけど絶対必要な色。 真っ白が似合う人。オフホワイトが似合う人と分けたら私は後者。白は着ても何かちょ っとしっくり来ない。気がしゃんと張り詰めすぎる気がする。ブラウスでも柔らかな、 ベージュではないオフホワイトの暖かさ、優しさが好きだ。 ６、ベージュ・・・私のベーシックカラー。 好きな色だ。ただイエロー系とかサンド系とか本当にいろいろあります。暖かいベー ジュ。柔らかい色が好きだ。私のベーシックカラーでも暖かい甘いベージュが好き。 春はこっちをベーシックカラーにする。 ただこのベージュの、なんと種類が多く奥深いことよ・・・エッグベージュとか、 サンドベージュとか、名前をつけているが。徹底的にこだわりをもてる色になれる。 ７、ブラウン、ダークキャメル・・・私のベーシックカラー。 先日ブラウンのコーデュロイジャケットを買った。似合わない似合わないと思っても、 案外似合う。これもこのブラウンにわずかにワインが入ってるせいだろうか。と。 このブラウンもはまると、徹底的にこだわりをもてる色になれる。 冬になると必ず服のどこかにブラウンかキャメルを入れている。 しかしこの色、ベージュやブラウンがひとすじなわで行かないことを エッセイ 2002年厳寒 40代からのおしゃれ ベージュやブラウンの難しさ
エッセイ 2002年厳寒 40代からのおしゃれ ベージュとブラウン、ブラウンその２
エッセイ 2002年厳寒 40代からのおしゃれ ブラウン、ベージュその３、色の統一 で書いている。 ８、グリーン、モスグリーン、オリーブ・・・私の一番好きな色になる。 モスグリーンがこの1年で急に好きになった。もちろん柔らかいイエローグリーンも。 後抹茶色も・・・自然に近い癒し系の色。着ると落ち着く優しい色だと解ってきた。 ９、紫・・・私の顔色には似合いにくい、難しい色である。でも薄紫が好き。 私は薄紫が好き。紫でも濃い紫とか、青が強い紫は合わない。柔らかいむらさき、ラ ベンダー。フェイクファーとか薄いオーガンジーを紫に染めてみたらちょうどいい薄 い紫になった。 少し赤みがかかった、あるいはちょっとくすんだような紫なら似合うようである。 10、グレー・・・実は一番苦手な色。 しかし赤とかとあわせるといい。 また単色グレーは似合わなくてもツイードグレーは好きだ。 またグレーを着る時は必ず赤のマフラーを付けているが、基本的にあまり使わない色 である。 11．ピンク・・・好きだったけど最近秋になっては着なくなってる。 春の色だ。ただニットでもピンク系ニットで着るのは中間ピンクのローズなどが多い。 12、カーキ・・・まだ着こなせない色。好きだし。似合う色だが。今からチャレンジしたい。
エッセイ 2001年晩秋 自分を探して、今日着ていく服とコーデイネート実践に最終的にまとめておく
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