トップページに戻るアレルギー性鼻炎 花粉症の治療(2002年版鼻アレルギー診察ガイドライン)以降です。2005年通年性アレルギー性鼻炎の治療(ガイドライン２００５より） アレルギー性鼻炎 通年性アレルギー性鼻炎の治療のガイドライン2002が少し変わります。 重症度 ●軽症 1 第二世代抗ヒスタミン剤(抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー剤、塩基性ヒスタミン拮抗剤) 2 ケミカルメディエーター遊離抑制剤 １，２かいずれかひとつ 特異的免疫療法 抗原除去 回避 ●中等度 △くしゃみ 鼻漏型 1 第二世代抗ヒスタミン剤 2 遊離抑制剤 3 鼻噴霧用ステロイド剤 特異的免疫療法 １，２、３かいずれかひとつ 症状にあわせて１または２に３を併用する。 特異的免疫療法 抗原除去 回避 △鼻閉型 １ LTｓ拮抗剤(ロイコトルエン） ２ TXAｓ拮抗剤(トロンボキサン） 3 鼻噴霧用ステロイド剤 特異的免疫療法 抗原除去 回避 ●重症 △くしゃみ 鼻漏型 鼻噴霧用ステロイド剤 ＋ 第二世代抗ヒスタミン剤 鼻閉型では鼻腔形態異常を伴う症例では手術 特異的免疫療法 抗原除去 回避 △鼻閉型 鼻噴霧用ステロイド剤 ＋ １ LTｓ拮抗剤(ロイコトルエン）またはTXAｓ拮抗剤(トロンボキサン） 必要に応じて点鼻用血管収縮薬を治療開始の5−7日に限って用いる。 鼻閉型では鼻腔形態異常を伴う症例では手術 特異的免疫療法 抗原除去 回避 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 症状が改善してもすぐにステップダウンせずに数ヶ月の安定を確かめてステップダウンしていく。 重症例で上記薬剤に反応しない例には経口ステロイド剤を短時間(1−2週間）使用しなければいけなくなる。アレルギー性鼻炎 花粉症の治療(2002年版鼻アレルギー診察ガイドライン・・・重症度に応じた花粉症の治療の選択
2002年アレルギー性鼻炎の治療一般 ・・・・アレルギー性鼻炎、花粉症治療の基本はここに書いています。