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【市販薬、ドーピング禁止物質を含む市販の風邪薬，アレルギー性鼻炎の薬などの例】 耳鼻科と関係する薬を書いておきます。 競技会の後の検査ではこれら風邪薬の中の成分が対象になります。
1週間以内に競技会があるときは風邪薬に気をつけて。 試合の1週間以上前なら風邪薬の中の成分は代謝されますので大丈夫でしょう。 競技1週間前に風邪薬に対しては対処します。
抜き打ちドーピング検査の時はこれらの風邪薬成分は対象になりませんので、 そこは留意してください。 興奮剤も参考にしてください。 興奮剤になる、メチルエフェドリン、 マオウ（メチルエフェドリン、エフェドリン） フェニルプロパノールアミン カフェイン しかしお茶やコーヒーにも入っているのでこの場合ある一定濃度以上（12μｇ／ｍｌを越えて） で異常と見なされる。 お茶やコーヒーにも入っているのでこの場合ある一定濃度以上（12μｇ／ｍｌを越えて） で異常と見なされるので普通のお茶などで検出の濃さにはなりません。通常コーヒー を一度に5-6杯飲むとそのくらいの濃度になりますが、一度に1,2杯のコーヒーでは 最高でも3-6μｇ／ｍｌが尿中濃度です。なおもっと気をつけないといけないことは 普通の市販薬と、いわゆる栄養ドリンクです。 しかしかなりの量のカフェインが入ってる市販風邪薬や、鼻炎の薬、頭痛薬はとても多いです。 市販薬などもさることながら栄養ドリンクなどもです。 【ドーピング禁止物質を含む市販の風邪薬，鼻炎の薬などの例】 １）メチルエフェドリン入り エスタックイブ、改源、カイゲン感冒カプセル、コンタック総合感冒薬、 コルゲンコーワET、新コルゲンコーワホワイトカプセル、ジキニンＣ、 新かぜコールド顆粒、新ルルＡ錠、スカイナー感冒薬、ダン、パブロン、 パブロンＳ，パブロンゴールド錠、プレナール風邪錠、プレナール持続性カプセル、 ベンザエースカプセル、山之内感冒錠 ２）麻黄入り アスゲン新感冒錠、エスタック顆粒、カコナール、葛根湯、 桂麻各半湯、セピーカプセル、パブロンＧ，ルルかぜ内服液、ルル、 固形浅田飴クール 漢方薬でマオウを含むもの 葛根湯、小青竜湯、麻黄ブシ細辛湯、麻黄湯、その他、 ３）フェニルプロパノールアミン入り アクラス鼻炎内服液、エスタック『エスキャップ』、コンタック600EX， 新コルゲンコーワ鼻内ソフトカプセル、パブロン鼻炎カプセルＬ， ベンザブロック ４）カフェイン入り 市販風邪薬でなくても一般に売られてる市販の滋養強壮剤の飲料や ＰＬ顆粒、ペレックス顆粒などの総合感冒薬も入ってることに注意。 セデスＧ，セデス・ハイ、サリドンエース、ナロンエース、ノーシン バファリンエル、ケロリン こういった痛み止めにはカフェインが意外と入っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 含んでいないもの １）市販総合感冒薬で、興奮剤、禁止薬を含んでないもの コルゲンコーワ錠，ストナＷ ２）市販鎮痛剤で、興奮剤、禁止薬を含んでないもの バファリンＡ，バイエルカプセル、アミプロンＳ，フェリア、イブ ３）市販喉痛み薬で、興奮剤や禁止薬を含んでないもの エスエスブロン『カリュー』、強力アスメトン、 コルゲンコーワせき止め透明カプセル スカイナーせき・たん用 パイロン咳止め ４）トローチ、塗りクスリ、ノドスプレーは固形浅田飴クールの麻黄以外は 含んでいないようです。 ５）市販花粉症や市販鼻炎薬で、興奮剤や禁止薬を含んでないもの 飲み薬・・・プラタギン、アレギノール錠、シドンＳ， ネオレスタミンコーワソフトカプセル 点眼薬・・・サンテＡＬクール、スマイルＡＬ−Ｇ，セピアＡＲ 点鼻薬・・・原則として市販のものは興奮剤や禁止薬を含んでないものだが ただ連用に注意する。ドーピングには触れないが依存性が高い。 ボスミンを含むものがあるので注意すること。 まだ沢山あります。これらは一例として書いておきます。 しかし市販風邪薬ならびに頭痛薬、また市販の鼻炎薬には飲む場合、ほとんど興奮剤 が入っていることに気がつきました。入ってない薬を探す方が難しいものです。やはり 薬局の薬剤師さんにしっかり相談されることでしょうか？ なお、競技会の後の検査ではこれら風邪薬の中の成分が対象になります。
1週間以内に競技会があるときは風邪薬に気をつけて。試合の1週間以上前なら風邪薬の中の
成分は代謝されますので大丈夫でしょう。競技1週間前に風邪薬に対しては対処します。
抜き打ちドーピング検査の時はこれらの風邪薬成分は対象になりませんので、そこは留意してください。 医療用医薬品は別に書いておきます。またコーチやこの事に詳しいチームドクターなどに相談ください。
病院で処方される薬、医療用医薬品も参考にしてください。