【エッセイ 2001年晩秋 自分を探して 体操界、私の男子体操にかける想い】
エッセイ 2001年10月19日の朝に・・・体操世界選手権への選手派遣中止･
エッセイ 2001年晩秋 自分を探して 10月ショックから
エッセイ 2001年晩秋 自分を探して 体操界、私の男子体操にかける想い
エッセイ 2001年晩秋 自分を探して スポーツ界の不況と河合楽器体操部の休部
エッセイ 2001年初冬 日々こもごも 全日本選手権を見て思ったこと
と連作になっています。どうか一緒に考えてください。
この10月から11月は体操界はまるで不幸続きだった。河合楽器休部、世界体操選手
権不参加、日体大体育館の火事。大きなピンチ・・・11月のはじめはこちらも気分的
にがたがたであった。もうやめてもいい、ファンなどと思った。
・・・もうちょっと待ってみよう。
何もしないということはない。法人としてフレンドリーシップ会員にもなった。日体
大体育館火災復興にも補助しました。
男子体操ははかなさと危うさを常にもってる。まるで体操の鉄棒のようだ。
しかし、東京五輪からのずっとファンだった私。あの遠藤幸雄さんの演技に幼稚園
ですでに凄さを感じ、ミュンヘン五輪で（当事中学校）ツカハラサルトもさることな
がら加藤沢男さんの重力を感じないような平行棒の倒立に見入った私・・・
何度も何度も・・絶望を味わった。
モスクワ五輪不参加の時も、1980年から83年まで体操という文字を徹底的に頭の中
で排除しようとしたこともある。大きな絶望だった。
1985年以降から87年まで体操がまったく人気がなかったときも（西川大輔、池谷幸
雄が救世主だった87年まで）3年間見たくなかったこともある。
96年アトランタ五輪で惨敗した時も、2ヶ月体操という文字を見たくなかった。で
も広島国体で直にみて希望がわいてきた。
あるいは3年間ファンをやめた時もあった。1985年から87年まで。とても共産圏の
スポーツエリートたちにはかなわないとおもって。
でも私は、いつか今の大きな絶望の中に希望があると信じてる。
こんな私に具体的に何をすべきかは・・教えてくださいといいたい。
どうか一緒に考えてくださいませんか。
まだ煮え詰まってない。来週は新体操、再来週は無理をしてでも（実は身体は結構
ガタが来てる・・・個人的に。）なんとか片道3時間の高知まで全日本新体操選手権と
全日本体操選手権を車で見に行こう。
少しの希望を得るためだろうと思う。一ファンでも何故か体操、特に男子日本体操
からどうしても離れられないまま5歳から今の年（40ン歳）まで、37年間ファンをつ
づけてきた。
会場のみなさんと、特にファンとお話ししたい。高知でお話したいです。ファンと
一体となって応援すること。それが希望への足がかりかも知れない。
7日サッカーキリンカップ、見れなかった。何故彼らはサッカーができて
一部のスポーツのみ賞賛され、普通にスポーツできて・・・そりゃプロだから？
ほかのスポーツにジェラシーを感じている。まだ11月下旬までほかのスポーツは
見たくない。ジェラシーを感じるから。了見の狭い人間かも知れないが。
ところで･･･
11月18日おなじく不参加だった新体操を高知まで見にいった。全日本新体操選手権。
ほっとした。
多い応援、暖かい応援と選手のはつらつとした表情に。やはり会場まで行くのが
一番であろうか。23日に今度こそ体操を見に行く。全日本体操選手権である。
