【エッセイ 2001年秋 いつまでたっても女の子 突然作りたくなる発作。
黒のスカートとファーボンボン後日談】
今年の流行はフェミニンアンドマスキュリンで可愛い女らしいものと男っぽいものを
組み合わせるものがブームだとか。
今まで９月、かっちりしたものを着過ぎた反動が着て可愛いものを一杯着たくなった。
しかしそれほど服は買わない。今もってるものを使う。
〇ためしにフェイクファーのボンボンを15個近く作ってブローチにして、これで随分
2001年秋らしくなった。ニットとかブローチに使うとすっかり流行。簡単につくれる。
これは作るのはお勧めです。古いニットとかワンピースとか、ブーツが生き返ります。
で、本題である。
突然黒のベルベット、 べっちん、ベロアなどのふわっとしたスカートが欲しくなる。
娘は今白いウエディングドレスを見てあこがれている。１７歳。
私はその母親、そろそろ42になるとフォーマルも懲りたい。しかし本来可愛いものが
好き。昔テレビで「一枚黒のくるぶしまでのロングスカートか、黒の膝下のセミロン
グスカートか、黒のパンツをもってたらフォーマルに便利」ということで、今年はベ
ロアなどの暖かな生地、しかも奇麗な光沢の生地でふわっとしたものが欲しくなった。
３６、エッセイ 40代、ちょっとした改まった席やフォーマルに何を着るか
３７、エッセイ、学校行事、結婚式などと、フォーマルウエア
で書いてるものである。
母のものとか私の昔の合唱部などで使った黒のロングとかフレアの膝下スカートが探
したらある。黒である。自宅クリーニングしたら５枚使えそう。
エッセイ 2001年秋 いつまでたっても女の子その１。柔らかいものがほしい
とか、エッセイ 2001年秋 私のリフォームの基本的考え方
そして
〇そのうちカジュアル、あるいは日常に使う２枚は自分で（厚手黒ウール）ベルトに
ゴムを入れてリフォームした。これはカジュアル(といっても通勤など)に使えるし上
にジャケットなどとも組み合わせる生地がいいもの。
残り３枚は素敵なものばかりで、フォーマルのところに書いてる。これを今年は作り
たかった。エッセイ 40代、ちょっとした改まった席やフォーマルに何を着るか
エッセイ、学校行事、結婚式などと、フォーマルウエア
の黒スカートである。
〇１枚は学生時代に作った合唱舞台用の黒い薄手ウールロングスカートだがこれは、
裾が長かった。自分でもリフォームできるがあえて、公式行事としてフォーマルの席
にも使えるようにした。業者に頼むと昨日できて足首が見えるか見えないちょうどい
いものになった。ウエストサイズは20年かわらないので十分着れる。裾上げに2000円
近くかかったけど。
〇１枚は母の膝下のほとんど使っていないベロアのフレアスカート。さすがに13号は
着れないのでこれは2500円でウエストづめを業者に頼むと返ってきて、 これも満足
してる。 ただウエストが一部ゴムなので気をつけたい。いつまでたっても女の子のあ
こがれのベロアとフレアの組み合わせ。
〇１枚は母の膝下すれすれのウールのスカート、13号なのでこれも3000円でウエスト
詰め。これはウエストゴムでない。これはどういう行事でも使えるいいものだ。光沢
はベロアほどはない。これも学校とかその他公式に使える。
とここまで冬用のフォーマルで欲しかった黒ボトムが8000円未満でゲットできたとし
て
・・・・・・・・・・・・・・・・・
問題はまたやっちゃった女の子らしいことである・・・突然可愛いものが作りたくな
るのである。
くるぶしまであるフレアの「お姫様用ベロアロングスカート」これを作ってしまった
のである。
同じ発作はあった。 3年前、女の子のような白い真っ白いフレアのワンピースを作っ
てしまったこともある。
黒のベロア系光る生地のロングスカートと夏の白いワンピースは女の子のあこがれで
あるが買うにはもう年とってるし・・高い。
その黒のベロアくるぶしスカートは1800円くらいで生地をたっぷり買い(メートル100
0円のストレッチベロア)105センチかける2のギャザーと85センチの長さになった。も
ともとストレッチベロアはカットソーの定番なのでそれほど頑張ってみつくけするよ
り、ウエストも裾も伸びるニットミシン糸でじゃがじゃがじゃが・・・の方が奇麗に
できる。５時間かかったが、結構いける。トップスを同じベロアの袖無しのTシャツ
にしたらワンピースみたいで奇麗だ。 これならフォーマルに着れる。
９月の連休は２回あり、１回目は庭の手入れとそのベロアスカート作り。
２回目は庭の手入れ（まだまだ日に２回水やりしてる）とファーボンボン作りに費や
している。
まあ、例のフォーマルの３枚に勝るとも劣らない華やかなスカート（だからベロアは
好きである）使えるだろう。
この「女の子らしいものを作りたくなる発作」は本などを読み突然起こり夜なべまで
して作ってしまうのである。
昨年はフェイクファーに裏地をつけ，小さなマフラーや、ティペット、つけ襟をいく
つも作った。マフラーとか首まきは今年も使えるだろう。リフォームもいくつもした。
その年は夏は花柄のワンピースなども作った。
一昨年は光る糸が入った毛糸でミニマフラーをいくつも作り、
その前の夏は突然何枚もキャミソールワンピースを作った。
今年の夏は、生地屋さんで探して、以外と安いオーガンジー系の、薄手の透ける素材
で何枚も夏用ストールを作り、色を薄紫に染めた（白だったので、結婚式には悪いと
思って）。これは結構夏の結婚式に重宝しそうである。後ピンクとベージュも作って
る。
さて2001年秋、秋はファーボンボン作りとその黒ロングベロアスカートで終わるかど
うか・・・お楽しみ。
なおファーボンボンはかなり作ったが、例えば昔風、トウが丸い、一見雨靴風のベージュの
ブーツに黒を1個ずつためしにつけてみたら、雨靴風ブーツが生き返って、まさに旬の
可愛いブーツとなった。そして、古いノースリーブツイードのワンピースの裾にこれを
作ってつけたらすっかり旬となっている。
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