【耳の痒み 神経の放散からくるもの】 耳への投射痛、放散痛も参考にしてください。 喉が痒いと共に耳が痒くなる人もいますし。また喉に何もなくても耳がかゆくなる 人もいます。 大抵外耳道炎などで外耳に湿疹や皮膚炎が出来たので、皮膚の痒みが出る、そして 外耳道の痒みが出る事が多く、これは視診で確認できますが、よく耳もいじってない、 しかし、何故か耳の奥が痒いかあるいは違和感が取れない方もいますが、一種の耳 放散痛に似た放散性の掻痒でないかと思うことがあります。 アレルギー性疾患などで喉が痒い、あるいは鼻咽頭が痒い場合、あるいは耳管の鼻 咽頭開口部の痒みなどは、そこだけにとどまらず、三叉神経や迷走神経、舌咽神経の 枝によって、放散の掻痒が起こってることも、耳への投射痛、放散痛があることからも 想像できることもあります。 痒いからといって耳をかき過ぎると、本当に外耳道炎になってしまうので、耳が痒い 時は確認に耳鼻科に来院ください。しかしなんともないと言われる時も放散性の 耳の異常感覚では、時々あります。放散性掻痒は放っておいてもいいながら、鼻や 喉に違和感があっての掻痒なら、その部(喉や鼻の後ろなど)を診察していただき、 治療すると変わることもあります。 また放散痛で軽度のものを掻痒感や違和感として自覚する方もいます。耳鼻科の先生に 喉や鼻も診察していただいたらいいでしょう。 花粉症の季節に耳がかゆい人が多いのもアレルギー性外耳道炎、季節性の外耳道炎(掻痒、かゆみ) だけでなく喉や耳の放散掻痒があるのかも知れません。耳の痒み 神経の放散からくるもの なお耳は、かかないで下さい。外耳道炎のもとになりますので。