甲状腺と頚部へ

【注意すべきリンパ腺腫脹】

首では中央の甲状腺、その他唾液腺もあるのですが場所が違うので省略それと、脂肪腫、
側頸嚢胞もしくは側頸瘻正中頸部嚢胞、血管腫など頸部リンパ節以外の腫瘍、腫脹もあります。これらは
触診から検査などで解りますが、頸部リンパ節以外でも一杯疾患があります。

後可能性がある頸部リンパ節腫脹ですが
 慢性非炎症性(過去に炎症があっても今炎症とかかわってない、いうなればリンパ節
の戦いの死骸の後)これはやはり前に書いたログ同様一番多いです。

後問題は

1、ガン転移、これは怖いです。とくに頭頸部のガンは原発してるところが解らないまま
リンパ節腫脹から発見されることが多いです。これは特に耳鼻科で丹念に喉、鼻、舌を
見ていただいてください。上咽頭ガンなどは頸部リンパ節腫脹から発見されることが
多いです。(頭頸部癌のTMN分類および病期分類とはも参考に)

2、結核性リンパ節炎・・・結核結核性リンパ節炎

3、悪性リンパ腫、白血病などの全身の悪性疾患もしくはリンパ節を腫脹させる疾患

4、今活動してる感染症

1から4はめったにないのですが、めったにないから大丈夫とは言えませんね。だからな
んとかまず『ほとんど大丈夫だけど通信であるかぎりは絶対といえないので』という
ことでまず出来たら個人的には耳鼻科で隠された腫瘍の可能性がないかだけでもしっ
かり見ていただいてください。

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