【手足口病などのウイルス性感染と口内疾患】
口内病変が出る感染症に各論を書いていますのでそちらもお読みください。
感染がからむアフタ性口内炎の区別を新たにまとめておきます。
皮膚症状が出る感染症も口内病変が出る感染症も参考にしてください。
口内炎、つまりアフタ性口内炎、口腔内アフタなら感染しません。ただ手足口病に代
表されるウイルス性の口腔内に口内炎を作る疾患はたくさんあります。また発熱を伴
うものもたくさんあります。手足口病にしてもウイルスは一つでないと言われていま
す。
典型的な手足口病はコクサッキーウイルスやエンテロウイルスによるもので、手掌、足、
肘、膝に特徴的な水疱をともなう発赤疹を見ますが、ほかにも口内炎、発熱、手に軽
い発疹を来す疾患はウイルス性にも他のウイルスの場合もあります。ヘルパンギーナ、帯状疱疹
、手足口病、ヘルペスの２種類（ヘルペス・ゾスターと単純ヘルペス）
口唇ヘルペスをお読みください。皮膚症状が出る感染症も口内病変が出る感染症も参考にしてください。
幼少時のお子さんは結局経過観察が多いながら、これもやはり実際小児科もしくは皮膚科の
先生に皮膚の診察や後経過、後口内炎なら耳鼻科などで経過を見ないと行けない場合
もあります。
バラエテイにとんでいます。
口内炎も抗生物質の副作用から来るものなどや、あるいは口腔内の細菌の変化などい
ろいろです。だから一概に手足口病ともいえないことはあります。原因が解らなくて
もしかし実際口から食べにくい時はやはり小児科の先生もしくは耳鼻科などで診察を
受けられた方がいいでしょう。
やはり実際に口の中を見て口内の状態、数、今の食物摂取なども参考にしないと
行けないと思っています。
あまり食べない時は小児科もしくは耳鼻科に受診されてはいかがでしょうか。
後カビから来る口腔内へのカンディダ(鵞口瘡)もあります。
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