トップページへ戻る【高血圧の原因疾患】 これも予備知識としてです。耳鼻科でも目眩や鼻血を中心に、血圧が 高い人は受診しますし、もちろん高い場合は内科などに相談しますが 高血圧症の原因を書いておきます。数値は高血圧の基準をお読みください。 そこから起こる疾患は内科領域中心になるので、また治療も内科循環器科からの 中心になるでしょうが、症候性の場合は、その疾患中心になります。 高血圧レベルの診断と分類(数値のみ）も参考に。 （１） 本態性高血圧症 （２）症候性高血圧症（二次性高血圧、何かの疾患の為に二次的にある） １ 腎性 １−１ 腎実質性 急性または慢性糸球体腎炎、腎盂腎炎、膠原病、糖尿病 など １−２ 腎血管性 腎動脈狭窄、腎梗塞 １−３ 腎外傷性 ２ 内分泌性 ２−１ 甲状腺 甲状腺機能亢進症、まれに甲状腺機能低下症 ２−２ 副甲状腺 副甲状腺機能亢進症 ２−３ 副腎 褐色細胞腫、原発性アルドステロン症、 グルココルチコイド反応性アルドステロン症 先天性副腎過形成 クッシング症候群 ２−４ 下垂体 末端肥大症 ３ 神経性 呼吸性アシドーシス、脳腫瘍、脳炎、その他 ４ 血流異常 動脈管開存、大動脈弁閉鎖不全、大動脈狭窄、その他 ５ 外因性 ５−１ 中毒 ５−２ 薬物 ５−３ 食物 ５−４ 医源性 ６ 妊娠中毒症 ７ その他 ここでは、二次性低血圧と同じように原因のみ書いておきます。
低血圧の原因疾患も参考にしてください。
高血圧は耳鼻科では脳卒中（脳血管障害）によるめまい、、
めまい 頸性目眩その１（血流障害）、鼻血なども関係します。