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篠原内科外科耳鼻科の2013年版の花粉症の治療(患者さん向け）もしくははじめて鼻の治療に来られた患者さん向けの紹介
ここではそのパンフを元にリンク先も入れて編集しています。
はじめまして 篠原内科外科耳鼻科の耳鼻科の砂山です。 では私の病院で「はじめて花粉症？を疑ってこられた方には」こういうことをしているこ とをあらかじめ順序だててお話しましょうね。 たしかに診察いすの上に｢はじめて｣座られると怖いのです。一杯機械もありますね。 まずはいろいろなお話をお聞きします。これを問診といいます。 それから飲んでいる薬があれば教えてください。 それから診察に入ります。 １、 まずはお耳を見せてください。これは一緒にファイバースコープという機械で一緒 に画面で見ましょう。何故花粉症なのに耳を見るのという方には驚かれるかもしれません が、花粉症でも「耳が痒いこと」もありますし、花粉症から「鼓膜の異常(後からいう鼻の すすりすぎからの鼓膜の陥没などもあります)」も見えますし耳垢もあれば取りましょう。 耳は花粉症にとってもだいじなものなのです。 ２、では次にお鼻です。鼻はとても感覚が鋭敏なだけに麻酔をしましょう。スプレーの 時もあるし綿のときもあります。それから機械、鼻の穴を広げる機械（これを鼻鏡といい ます）で鼻の穴を広げて観察します。 ただ炎症が強い時は鼻の中をいじるだけでも痛いのです。 一瞬綿棒でいじります。これは麻酔が効いているかどうかを知るのと同時に、鼻水をと って鼻水好酸球という花粉症に特徴のある鼻水の染色のために取らせていただいています。 アレルギー性疾患と鼻汁好酸球検査 ３、さてかなり鼻の中もしびれてきましたね。それから自然孔（これは聞きなれないの で図解しましょう。副鼻腔という鼻の周りの洞窟と、鼻の穴との通り道です）を少しずつ 吸っていきます。これが花粉症の方はとじているので｢痛い｣とおもわれるかもしれません。 かなり麻酔は綿でしていても炎症が残っているからです。しかも閉じています。少しずつ 麻酔を加えながらゆっくりと開き、その奥の副鼻腔まで通しましょう。 必ず痛いときは痛いとおっしゃってください。痛い時はまた再度麻酔の綿でしびらせてとりましょう、今晩鼻づまりのために眠れない、それは 困りますよね。だからせめて「今晩はゆっくり寝ていただけるように」しましょう。 ４、鼻の吸引を自然孔を通して副鼻腔まで行います。が、このとき痛い時も｢1回目｣には 多いのです。遠慮なく痛いとおっしゃってください。今までたまっていた「炎症のある」 副鼻腔内の液体を取るのですから。ゆっくり時間をかけて取りましょう。そして自然孔を あけていきましょう。このとき痛い方はまた綿で麻酔しましょう。 ５、さて、自然孔が開いたかな？鼻の道と副鼻腔が通ったかなという感覚を感じていた だくために、鼻水をかむことを私(医師)がいたします。左右ずつです。あれ、と思うくらい 鼻水が出て、鼻の奥（副鼻腔）がすっきりいたしましたら、自然孔が開いて、これから鼻 水が奥からかめる、（これが本来の人間の鼻です）におどろかれるかもしれません。 実際鼻水のかみかたを私自身が実践して患者様にご理解していただけるようにしています。 自然孔に従い半円形にかむやり方です。 ６、喉も観察します。必ずこのときに痛いとかおかしいとかもおっしゃってください。 7、続いて一番最初の方には皮内テストといって花粉症の原因を調べる検査を行います。 アレルギー物質を知る日常検査
８、この結果は15分くらいで正確に出ますので、その間医師の私が説 明します。私の病院でアレルギー性鼻炎の患者さんにお渡ししてる用紙その１に結果と薬と 状態を書き込むのです。 ９、それから結果を踏まえ、薬を説明しますし同時に今どうなっていたかをプリントに 書きながら説明します。私の病院でアレルギー性鼻炎の患者さんにお渡ししてる用紙その１に書き込みます。 薬も説明します。 １０、皮内テストの後は鼻の器械での吸入とご自分で鼻水をかむ練習です。鼻水を奥からかみきる 患者様にお渡ししているパンフ １１、同時に喉も炎症を起こしている方もいますので喉も吸入していただきましょう。 １２、それから最終的に７の皮内テストの結果をみます。 これが一連で特に２．３．４、５，６ははじめての方は怖いという気持ちが強いので、 後の説明が解りにくいこともあります。はじめてで９の説明がわからないという方もいま す。その時は後日でも、また12が終わった後でもゆっくりとお聞きくださいね。 患者さまからいろいろご質問とお叱りを受けました はじめての患者さんからのクレームでした。お読みください。 私も猛反省しますので。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もし今まで喉が痛い方などは喉が痛くてはじめて篠原内科外科耳鼻科の耳鼻科に来られた方々へ お子さんなどでもアレルギー性鼻炎があるということでお子さん、特に赤ちゃんや幼児の鼻が詰まってはじめて篠原内科外科耳鼻科の耳鼻科に来た方々へ 後できたら「花粉症治療、ステロイド一発注射から普通の治療に戻そう、そして快適な毎日に戻そう」外来 への取り組みもお読みください。 はじめて耳鼻科に来院される方に 花粉症が筋肉注射一本で治る怖さについてもお読みください。今年とても気になってしかたありません。
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