【頭頸部外傷後遺症の分類】
頭頸部外傷後の聴覚（きこえ）や平衡機能(バランス）に及ぼす影響のための参考に
してください。
頭頸部外傷後遺症は簡単にまとめておきます。
第一群 肉眼的病変が著名なもの
骨折､ 感染症，血管障害、血腫、脳神経障害、脳損傷、その他
主に脳神経外科領域です。
第二群 肉眼的病変が著名でないもの
第１型 神経衰弱様症状を主体とするもの（約８０パーセント）
めまい、頭痛、頭重、耳なり、難聴感、悪心、不眠、食欲減退、疲労しやすい
倦怠、注意力散漫、理解力低下など、その他ふらつきもあります。
頭頸部外傷後の聴覚（きこえ）や平衡機能(バランス）に及ぼす影響もあるでしょう。
心身症も関係がある場合もあります。
この中にも耳鼻科と関係するものは多いです。
第２型 代謝、内分泌障害を主体とするもの（約１０パーセント）
第３型 自律神経失調を主体とするもの（４パーセントくらい）
めまい 自律神経系目眩などもあります。心身症も関係がある場合もあります。
中にも耳鼻科と関係する目眩なども含まれています。
第４型 神経症・・・心身症と神経症の定義、神経症、心身症も参考にしてください。
第３群 外傷性てんかん
その時に症状にあわせて対処します。
トップページへ戻る