季節の話題と耳鼻科(今月流行中）のページに戻る【季節と耳鼻科 ７月 食事が出来ない口腔内疾患が子供に増えます】
特に暑いとだれでも食欲は落ちますが。乳幼児では食べさせると火がついたように泣いて、しかも
吐き出してしまう場合もあります。
子供の場合口や喉が痛くてもいえない、食べるとしみるなどが、食欲不振のもとになることもあります。
口内病変が出る感染症
１、ただ喉が飲み込みにくいだけでなく、口内に病変、あるいは舌に病変があって、痛くて食べれない子供さんも
増えました。単に食欲不振とか暑さ負けだけでない、口や舌が痛い場合があります。
つまり、舌炎、舌炎の種類、 普通の口内炎(アフタ）、感染がからむアフタ性口内炎などがあります。
口内病変が出る感染症
感染がからむ性口内炎、は・・・ヘルパンギーナ、帯状疱疹、手足口病、口腔内へのカンディダ(鵞口瘡)
ヘルペスの２種類（ヘルペス・ゾスターと単純ヘルペス）、
口唇(単純）ヘルペスなど随分あります。なお皮膚病変、発疹が出た時なども参考に、皮膚病変も気をつけてください。
皮膚症状が出る感染症も参考にしてください
２、喉が痛くてのみこみにくい場合・・・・咽頭痛と嚥下痛、特に咽頭痛が激しい感染症では
子供にはウイルス性感染のプール熱（咽頭結膜熱）や細菌性感染の溶連菌感染などや
急性口蓋扁桃炎があります。
３、最近よだれも多いし食べれない場合は・・・・よだれの原因にもありますが、痛くて唾が飲み込めにくいこともあるのです。
４、特に乳幼児は口が痛い、喉が痛いと表現できず。食欲不振のみで起こったり、軽い微熱のみ合併することもあります。
暑い毎日ですので全身状態や、後脱水には気をつけましょう。そしてかかりつけの小児科や耳鼻科に早めに受診することが大切
です。
５、自家中毒、周期性嘔吐症にも気をつけてください。