トップページに戻る【アレルギーについて 花粉症科はないか、アレルギー科ですべて解決できないか】 杉などの花粉症の季節になるといつも言われます。 花粉症はどこの科にかかればいいか・・・アレルギー性鼻炎や、花粉症は全身的な対応が必要 です。 花粉症科、アレルギー科ってのが出来ないか、それをいつも言われます。 いろいろな科に回るのがめんどうだからというのも一つ、いろいろ違う医院を いくつも掛け持ちにするのは大丈夫かと。 アレルギー性鼻炎や花粉症にはいろいろな全身症状が一緒に起こることもあります・・ アレルギー性鼻炎や、花粉症は全身的な対応が必要 でも耳鼻科だけでも一応一通り診察が出来るまで年数がかかる。私も耳鼻科医になり20年だけど、 花粉症を治療するのに副鼻腔のこと、鼻のこと、鼻疾患、喉疾患、耳疾患まで知る必要が あります。 耳鼻科ではまず額帯鏡で光をあわせるに数週間から数ヶ月かかるくらいです。 そんなに医学って一人が全部の科を見れるなんて甘いものじゃないんです。 鼻が詰まったね、ではこの薬と点鼻薬ねと鼻粘膜を見ずに他の科の先生が言っても、 本当は鼻のポリープとか副鼻腔炎だったら?実際に鼻内を見ないと解りませんね。 一人の医師がこれは何科の範囲か分るにもこれまた数年かかるくらい奥深い。 アレルギー性鼻炎や、花粉症は全身的な対応が必要も参考にしてください。 鼻詰まりがひどい。薬だけでは解決できない・・・・ アレルギー性鼻炎 鼻の回りが重い。花粉症から副鼻腔炎（ちくのう）の合併へ 質問とお答集 耳がある時期に突然かゆい、アレルギー性外耳道炎、季節性の外耳道炎（掻痒、かゆみ） 喉がある時期に突然かゆくなる、あるいは咳がとまらなくなる、あるいは 声が出にくい 声帯がふくれている。アレルギー性咽喉頭炎 胸部を聴診器で聴くと呼吸音が乱れてる。または気管支喘息(一般） 皮膚を見ると、あきらかになんらかの皮膚症状が出てる。アレルギー性鼻炎や花粉症と皮膚炎 特に目が痒い、耳鼻科で出せる目薬はないのでしょうか・・・アレルギー性鼻炎 花粉症と点眼薬 ◎耳鼻科 耳も花粉症に伴い例えば大人なら耳管狭窄症もある。喉の咽頭アレルギーもある。 その鑑別を、ほかの難聴を伴う疾患との鑑別、通気、また咽喉頭アレルギーならどう するか。ほかに鼻疾患がないか。鼻が詰まる。はたして花粉症だけか。副鼻腔炎も 伴ってないか。それを治せるか。これも何年もかかります。いや十数年経験してもま だ私にはなおせるかというと、じっくり治して、その個人個人に合わせるということ が必須になる。ただ鼻詰まりだけといっても、ものすごく疾患が隠され奥深いのです ね。アレルギー性外耳道炎、季節性の外耳道炎（掻痒、かゆみ）や耳の痒み 神経の放散からくるもの 鼻の回りが重い。花粉症から副鼻腔炎（ちくのう）の合併へもあります。 アレルギー性鼻炎と果肉過敏症・・・果物を食べると口の中が痒くなることが最近多くなりました。
アレルギー性鼻炎 増加したシラカバ花粉症とOAS（果肉掻痒症） アレルギー性鼻炎 花粉症 私的感想 風邪症候群には花粉症やアレルギー性鼻炎を悪化させる?後その人特有の合併症もあります。耳管狭窄症、滲出性中耳炎や副鼻腔炎、咽頭アレルギーや季節性の外耳道炎（掻痒、かゆみ)頑固な咳と耳鼻科など合併する疾患も多いのです。特に子どもさんは症状をいいません。◎眼科・・・アレルギー性鼻炎 花粉症 目がかゆい 質問とお答え 軽い目の疾患ならアレルギー性点眼薬を出せます。喉までなら、呼吸器まで行って ないと判断したら薬品も処方できます。しかし目ではもっと花粉症が重症になった場 合に使う副腎皮質ステロイド点眼薬までは出していません。 アレルギー性鼻炎 花粉症と点眼薬 眼科も経験が必須です。医学部実習で目のことを習い奥深さに驚き、結膜、目の奥を 見るにこれまた何年もかかる。しかも目が痒い、感染性の結膜炎か、アレルギー性結 膜炎か、アレルギー性結膜炎でも私は抗アレルギー剤点眼薬までなら出せます。しか し感染性らしい場合は眼科にお任せします。何十年もしてる先生の経験にかなうもの はありません。あまり酷いと花粉症の目は副腎皮質ステロイド点眼が必須になります が私は自分の領分で、自分ではそこまで処方できないです。副作用も副作用が出た時 も（たとえば眼圧亢進など）対応できないから。眼科でステロイド点眼をする適応、 副作用かと鑑別する適応、何よりこの目の痛みは花粉症かと診断する適応い、そうい うことを知るのにこれまた何百例も、そして何年もかかる。 結膜を見る器械、眼底鏡、緑内障（副腎皮質ステロイド点眼剤は副作用の眼圧問題も あります）の有無などはそんなに数ヶ月でマスターできるものでない。経験が何年も 必要です。副作用の対応を知らずに簡単に耳鼻科で副腎皮質ステロイド点眼剤は出せません。 ◎内科、小児科 胸部を聴診器で聴くと呼吸音が乱れてる。または気管支喘息(一般） などもあります。 内科、喘息の治療と診断も何年もかかる。しかも薬処方となるとこれまた数年以上 経験が必須。喘息らしいと聴診は可能です。しかし喘息治療の奥深さになると 私はまた内科、しかも１からやり直し、数年かかると思います。だから聴診器を あてて喘息でないかと判断したら治療は小児科に御願いします。その喘息でないか 気管支炎でないか、肺炎でないかなどの鑑別は大体可能としても、何十例何百例も ある呼吸器疾患を治療まで可能か、難しい。血液検査、胸部レントゲン、何例の 鑑別診断、除外疾患を全部経験しないといけません。これも経験。そして治療。 対応や副作用を熟知しないまま気管支拡張剤などは私は出していません。 あくまで小児科内科に紹介します。 何年も胸の音を聞き、診断した先生の深い知識にかなうことは出来ません。 アレルギー性鼻炎 子供さんにおいても参考に。 ◎皮膚科 皮膚疾患の鑑別も数百例以上経験が必須です。これも花粉症の時期に一致して皮膚炎 が出たからああ、アレルギーねと判断して治療するまでは出来ないでしょう。 鑑別すべき皮膚疾患を何百例も知っており実際経験してないと。そして皮膚科の先生 すら難しい皮膚科のアレルギー、アトピーを私が副腎皮質ホルモンの軟膏を出せる か、出せませんでしょう。副作用まで対処できるかになります。 皮膚を見ると、あきらかになんらかの皮膚症状が出てる。 アレルギー性鼻炎や花粉症と皮膚炎 皮膚科紹介もあります。 ◎結論 ・・となると一人で見るより、一人の医師が大体の知識をもっててこれはどこの科に いったらいいか、その人にとって何が一番いいかという判断力、これが大切だとおも うのです。判断、鑑別疾患、治療、もし副作用がでた時に対応できるか・・・これを 一人の医師が一生で可能でしょうか。 それには診察や治療はほかの科に関してはできなくても大体の医療知識（ほかの科 の）は必須となると・・・これも経験がいる。一生勉強なんです。 幸い隣に眼科があるので、耳鼻科と眼科と（場合によっては小児科、皮膚科に紹介し ています）両方行ってる人が多いようです。また私もこの人は小児科あるいは皮膚科 あるいは内科に行く「必要があるか」の判断。目の痒みも私が出せる範囲のくすり か、あるいは眼科受診がいいかの判断、それを瞬時に判断するのが一番いいのえはな いかと私は思うのです。 私はある患者さんがきた時に何がベストか。何が自分のやれる範囲かわきまえたいの です。そのためにはうちではこういう治療をしてる、こういう薬をだしてこういうア レルギーがある、ときちんと患者さんに紙に書いて渡して、この科に行った方がいい と話しますし。聴診器をあてる。それは必要でしょう。しかし自分の力ではここまで と判断して、今から必要な科（それは何十例も他の科の病状も知っておかないと 出来ないのです）紹介状も必要に応じ出します。何が一番ベストかを考えてですね。 アレルギー科というのも、例えばかかってるところでたとえば内科なら アレルギー認定医を取れる学会に所属（そういう学会があります。そこで取ります）、あるいは その学会会員ということではないでしょうか。しかしその学会に属してないから アレルギーの治療が出来ないわけでないのです。学会員も全体から見ると少ないですし。 あるいは小児科でアレルギー認定医を取ってるところではないでしょうか。皮膚科で アレルギー認定医をとってる先生もあります。耳鼻科でも認定医をとってる先生もい ますが、少ないですが、しかし、とってなくてもほとんどの先生、小児科、耳鼻科、 皮膚科、眼科、内科・・・ただそれをとってないからといって診察の技量に差はない と思います。経験と謙虚さと誠実さがあれば。 大学にアレルギー科っていうのはないのです。耳鼻科でアレルギー認定医を取るなど は可能です。でも学会へ行く手間とかいろいろありまして、取るのが私は難しいで す。それだから花粉症の治療が出来ないわけでないのです。 経験と謙虚さと誠実さがあれば。 子供さんの場合アレルギー性疾患の遺伝 アレルギーマーチなどもあっていろいろな 症状が出て大変かも知れません。 基礎は一番話しやすく、説明してくれ、かつ症状が一番ひどい科の先生を主治医に しておくことでしょうか。鼻が詰まるならまず耳鼻科にいってみること、目が痒いなら 眼科に行ってみる。そしてともかく局所療法をきちんとしてくれる、飲み薬だけでなく 鼻詰まりならその処置もしてくれる科を、その前に花粉症かも調べ、局所も見てくれる そういう科を選んでください。副作用も出た時に迅速に処置してくれる科を選ぶことも 大切です。 鼻詰まりといってもこの時期たとえばインフルエンザウイルス感染も残っています。 きちんと診断をつけてから、納得のいく科がいいでしょう。鼻詰まりなら耳鼻科がいいでしょう。 アレルギー性鼻炎 花粉症 私的感想 風邪症候群には花粉症やアレルギー性鼻炎を悪化させる? でもあるように自己判断はよくないのです。 またかかりつけ内科でしばらく薬をもらっていても、鼻が詰まる場合は耳鼻科。 目の痒みなら眼科に行ってみる、複数の科にめんどうかもしれないけど行ってみることも 大切です。 先日鼻がつまるから花粉症とずっと思ってて、診察したら大きな鼻内ポリープが あった人もいました。花粉症でなくて副鼻腔炎でした。 喉と鼻がおかしいから花粉症の薬を市販にて飲んでも熱が出てきたので、耳鼻科に きたら、インフルエンザウイルスが検出された例もありました。 自己判断に頼らないこと。また症状に応じた科に複数でも行っておくこと、 そのために薬はいつも複数の科を受診するときはもっておくことでしょうか。 それと大切なこと。副作用あるいは不慮にいろいろな症状が出た時、薬や治療の 副作用、おもいがけない結果もあります。その時に迅速に対応できるか、つまり 薬など、あるいは治療などの、あるいは鼻詰まりなど、あるいは薬で治らない場合など いろいろな場合について「責任をもってみてくれるか｣副作用も熟知しておかないと 治療をしたといえません。その責任が「ここまでは取れる。対応できうる｣科でしょうか。
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